記事「新自由主義」 の 検索結果 212 件
-
「学問より学会」という体質ー学会に未来はあるか?ー(1)今月の『日本史研究』(594号)に面白い「記事」(?)がある。 「面白い」といっても、残念ながら論文ではなく「編集後記」(以下、「後記」)である。 運営に当たっている委員が「本音」を..
-
「無用学問」という認識(3)-石母田正の限界(ⅰ)ー(前項の続き) 第二の原因たる、過去の事実の一般的意義に対する高評価については、「外部の目」に対する意識の弱さを指摘できる。 過去の事実・諸資料が、前述のような一般的意義を有しているこ..
-
「無用学問」という認識(1)ーその現代的意義ー佐高信『原発文化人 50人斬り』(毎日新聞社)に「日本には御用学者と無用学者しかいない」という一節がある(172頁)。 もっとも、これは佐高のオリジナルではなく、大学教授だったという奥村宏(..
-
社民党・福島党首、無投票5選社民党で、党首選が行われないまま、福島党首が5選されることが決まった。 至極、残念である。 事情の分からない一市民としては、「なぜ、まだ党首をやっているのだろう?」という素朴な疑問を..
-
センター試験・配布ミス(2)昨日、ニュースを見ていたら、河合塾関係者が、大学入試センターは、自分たちの意見をもっと取り入れるべきだ、という趣旨の発言をしていた。 しかし、センター試験の問題は、受験生に公平な受験環境を提..
-
センター試験・配布ミス一昨日(14日)のセンター試験で、地理歴史・公民の問題冊子の配布ミスがあり、影響は4500人に及ぶと言う(1月16日付『朝日新聞』朝刊〔1面・39面〕)。 受験生のやり切れない顔が目に浮かぶ..
-
「ツケ」とは何か?-子どもと消費税ー消費税の問題について、必ず、言われるのが「子孫に『つけ』を残すな」である。 もちろん、「子孫」に甘えていいとは思わないが、日々、子どもに接している立場からすると、疑問を感じざるを得ない。 ..
-
「絆」と消費税とマスコミ顔をぬぅーっと突き出して 「醤油は、腐るでぇ」 と言ったのが、記憶に残る、親父の第一声である。 場所は近所のうどん屋で、親父はそこの主人である。当然、最初に注文のやり取りがあったはずだが..
-
「大人」の喪失ー「政治不信」はこうして生まれる-07年の参院選(首相が安倍さんで民主党代表が小沢さんだった)の際、生徒にマニフェストの実物を見せたことがある。 「時事問題」対策の一環だったが、不評であった。 なんせ、生徒がすぐに飽..
-
デモと「独裁」-「混沌」と過去の事実ー『週刊金曜日』の最新号(12月3日号「雨宮処凛、本誌を占拠する!」)を読んでいて、気付いたことがある。 民主化・「格差解消」・「脱原発」などを求めるデモと、小泉元首相や橋本大阪市長のような「..
-
自殺と古代史ー「意識の内部の支配」研究の重要性ー民主党政権の「変節」や大阪W選挙の結果を見る限り、新自由主義が復活しそうな気配である。 それは貧富の差が、今以上に拡大することを意味している。 同時にー考えたくはないことだがー自殺者や「..
-
大阪W選挙「大阪維新の会」が勝った。ツイッター上では「選択肢が橋本氏と平松氏しかないことが不幸」といった発言が見られる。 それはそうだが、本質的な問題は「なぜ、選択肢が橋本氏と平松氏しかないのか?」で..