記事「近代史」 の 検索結果 66 件
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「日本史の深層」矢作直樹 著この本は、こういう見方も一理あると言うことを書いているのだが、歴史の時々において、天皇陛下の考えられていたこと、天皇陛下の行動が多くの局面で正しかったという視点が強く出ている本である。具体的に言及され..
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「日本人の歴史観」 岡崎久彦 北岡伸一 坂本多加雄これは雑誌『諸君』に掲載された3人による鼎談をまとめたものである。副題に「黒船来航から集団的自衛権まで」とあり、近代日本史を語り合っているものである。 保守の論客の話であるが、ある程度の近代史の知識..
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「歴史の余白」浅見雅男 著副題に「日本近現代こぼれ話」とあるが、明治から昭和にかけての様々な分野の有名人に関するこぼれ話を幅広く集めた本である。 著者は、戦前の要職にあった人物の日記のことについても詳しく、そのような日記資料..
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「語り継ぐこの国のかたち」半藤一利 著この本は著者が色々な雑誌等で発表したものを取りまとめた本である。表題に含まれる「この国のかたち」とは司馬遼太郎の造語であり、評論である。それを借りて、老齢になった著者の思いを書いたものをまとめている。..
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「日中戦争はスターリンが仕組んだ」 鈴木荘一 著知人の鈴木氏の著作である。副題に「誰が盧溝橋で発砲したか」とある。鈴木氏の前著『満州建国の真実』を受けて、その後に日中戦争に至った経緯を書かれている。 「1.日本陸軍の親ユダヤ路線」では日露戦争..
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「イノベーターたちの日本史 近代日本の創造的対応」 米倉誠一郎 著これはおもしろい本だった。日本近代史を、革新を導いてきた偉人(組織的対応をした企業も含めて)に焦点をあて、シュムペーターの「創造的対応」の言葉を使って説き明かしていく。 章は「1.近代の覚醒と髙島秋..
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「満州建国の真実」 鈴木荘一 著幕末~近代史に造詣が深い知人の鈴木氏の新作である。副題に「究極の敗戦利得者日本外務省が隠蔽する」と「軍事の天才石原莞爾の野望と挫折」がついている。 この書では、著者の特質である埋もれた史実を掘り..
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「その時歴史が動いた12」 NHK取材班編一昔前にNHKのテレビ番組があり、その内容を本にしたもので、多くの巻数が刊行されている。放送順に本にされているのかわからないが、関連する時代ごとに編集されているわけではない。この巻も、次のような5編か..
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「歴史と私」 伊藤隆著副題に「史料と歩んだ歴史家の回想」とあるが、近現代史を研究してきた著者の回想録である。著者は若い時は東大に学び、歴史研究会に入り、一時共産党に入党する。その後は脱党して、左翼の人間から攻撃されながら近..
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「日本人が知らない最先端の世界史」 福井義高 著この本は、これまでの現代史に新しい視点を提供してくれるものだ。海外の資料を読み込んでいるから新鮮なのだろうか。大きく次の4つのパートに別れている。「「歴史修正主義」論争の正体」、「「コミンテルンの陰謀..
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「佐高信の昭和史」 佐高信 著この本は時系列を追ったり、事件を中心に記述する形体でなくて、著者の一貫した主張であるところの「政府や権威筋はウソをつくことがある。それに騙されないようにしなければいけない」ということを強調している。確..
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「日本軍と日本兵」 一ノ瀬俊也 著副題に「米軍報告書は語る」とあるように、米陸軍軍事情報部が1942~46年まで部内向けに毎月出していた戦訓広報誌「情報公報」に掲載された記事から分析している。米軍の士気に影響与えないように、日本軍を弱..
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