記事「19世紀ギター」 の 検索結果 39 件
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ラコート7弦の製作-1 図面ネットで見つけた正面写真を元に、図面を起こしました。1855年のモデルです。 前回のラプレヴォットに比べればひとまわり半ほど大きくて馬力が出そうな顔をしています。胴の深さもわかっていますが、ブレイシ..
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ラコートのヘプタコルドラプレヴォットの次は、同じフランスのルネ・ラコートです。19世紀ものが続きます。 ラコートといってもよく目にするあの形ではなく、” ヘプタコルド ” というご依頼です。ヘプタコルド → Hepta ..
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ラプレヴォットの製作-11 完成とりあえずHANABACHのスーパーローテンションを標準より半音下げて調弦しました。来月末ごろには羊腸弦も入荷予定なので、これがまた楽しみです。 想像していたような自然な響きと余韻です。ぼくには、ず..
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ラプレヴォットの製作-10 木ペグ取付けギヤー内蔵の木ペグは今回パスして、昔ながらの素朴なペグにしました。黒檀製。 ビオラ用のペグが買ってあったのでそれを流用します。自作するのは次回のお楽しみにします。 ▼テーパ穴をあけるためのリー..
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ラプレヴォットの製作-9 oil finishing結局、表板とネック以外はオイルで仕上げました。家具塗装でよく使う osmo社のnormal clear にしました。理由はカルナバなどのワックスが含まれているからです。 目止めしてあるのでウエスで1..
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ラプレヴォットの製作-8 finishing裏板を凸面に削りだしたときのスクレーパ跡を取り除くのにけっこう汗をかきましたが、なんとか下地調整を終えて塗装にはりました。 表面板と榧(かや)の棹はシェラックニス(シードラック+クスミのボタンラ..
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ラプレヴォットの製作-7 Finger Boardきょうは朝からバインディングを巻いて、午後は指板を作って接着しました。暖かな乾燥日は接着の上がりが速いのでスイスイといきます。 自分は部材の作りだめはしません。要る直前に切り出して加工してその日..
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ラプレヴォットの製作-6 ペオネス&ライニング表面板面積がそれでなくても狭いので、ペオネス(表と横板を接着する小さな駒)は思いきって小型で薄くしました。 ちなみに、ラプレボット氏はバイオリン製作家らしく、ペオネスではなくて鋸目無しのライニング方..
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ラプレヴォットの製作-5 裏板削り出し(完)きょうは裏側の彫り込みです。 表側と同じように、ルーターで荒彫りして四方反り鉋で削って、スクレーパで均しました。 写真奥の厚み計で測りつつ、だいたい3.5mm厚に削り出しました。 タッピング..
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ラプレヴォットの製作-3 頭・外型・曲げ器ラプレボットのヘッドの形はいくつかあるようですが、今回は木ペグにしますので、この形です。ヒール部の側板との接合はオリジナル式ではどうも???に思えて、いつもの方式にしました。 なお、木ペグですがギヤ..
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ラプレヴォットの製作-4 裏板削り出しこのギターの製作工程のハイライトです。きょうは、バイオリン製作家の気分でした。 その手順です。材料は14mm厚のホンジュラスマホガニー。 1)まず鉛筆で等高線を描いて、ルーターで削りました。(..
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ラプレヴォットの製作-2 Vジョイント今回、ネックにヘッドをくっつけるのに ”Vジョイント” 方式を用います。19世紀のギターではよく見かける方法です。 今の時代、定番となっている”スカーフジョイント” に比べるとちょいと手間がかかりま..