記事「カラス」 の 検索結果 1924 件
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四章 響く不協和音 続き「尻に火がついているのが気がつかんのかね、玉梓御前。」 臨海スクエアタワーを訪れていた投資家唐沢竜介氏の不意の呟きは、同行者を戸惑わせた。 「何か不都合がございましょうか、唐沢先生?」 「…..
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四章 響く不協和音 続き「あの方がいけないのだ、あの方が――」 そう吐き捨て、玉梓は丁寧に整えられた爪を噛んだ。 天藍が眠る部屋の隣、海を見下ろせるゲストルームで、玉梓は先ほどから呪詛の声を漏らし続けている。 この..
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四章 響く不協和音「もしもし、旦那か?――すまない、緊急事態だ。」 豪奢な内装の施された広いベットルームで、天藍は目を覚ました。体が動かないのは、なにがしかの術を掛けられているのだろう。外の様子が分からないた..
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★◆犬芸人ポンド二朗3/3★カラスが嫌いだ◆★鳥インフルエンザと云われているから あまり鳥と関係したくないが 何故急に鳥が身近に?。 ほぉーら僕のブログに来たら【幸せに】なれるよ。 http://myhome.cururu.jp/pond..
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四章 響く不協和音野次馬に混じって麟児たちは、燃え上がる炎を空しく見上げている。 麟児たちの前で、炎上しているのは、故売家ウォーキートーキーだった。 俄かに発生したこの火事に那木じゅうが騒然としているが、店主で..
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ハクチョウとカラスとシラサギ寝ぐらに帰る夕方のハクチョウです。 円を描きながら飛んで、縄張りを見張るカラス。 直立不動のシラサギ。 白・黒・白の野鳥なわけです。
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三章 行進曲・同床異夢ナイフ男の次に麟児の前に立ったのは、彼よりも頭二つほど高い身長と、それに見合うだけの体重を持っ男だ。両肘を軽く広げて爪先で小さく跳躍しているところを見ると、どうやら直接打撃(フルコンタクト)空手かキッ..
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三章 行進曲・同床異夢ウォートーキーを離れて数分後、麟児はその異変に気が付いた。 「――尾けられてる。」 それも一人や二人ではなさそうだ。亀老も低い声で同意した。 「五人という所か。隠密と言うには随分雑な気配じゃ。」..
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三章 同床異夢 続き「建設計画その物は、この街が政令指定都市になるのと同時期だったかなぁ。それが一〇年くらい前だったはずだよ。」 その後、建設誘致を巡る責任者の金銭スキャンダルの発覚、多数の死者を出した事故の発生な..
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三章 行進曲・同床異夢 続き彼の、美男子では決してないが、温かみを常に絶やさない容貌も関係があるのかもしれない。 そんな許嫁のやさしさあるいは甘さが、天藍公主が反発している理由の一つでもあった。 人間嫌いの人間と人間..
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三章 行進曲・同床異夢「参ったよなぁ……。」 渋い顔をしたのは、ガレージの空気が悪かったからではなかった。 天藍が好き、と言った麟児のバイクはSUZUKIのGSX四〇〇S。その流線型の車体から付いた、「KATANA..
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三章 行進曲・同床異夢備え付けに工具箱を取り出したとき、 「あのさ、何かあるのなら言ってくれませんかね?」 「――さすがね、気配は隠したつもりだったけど。」 振り返った麟児の視線の先にいたのは、星野ナナこと天藍公主だ..