記事「ドストエフスキー」 の 検索結果 364 件
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江川 卓 謎とき『カラマーゾフの兄弟』高野史緒『カラマーゾフの妹』を読んでいまひとつ納得がゆかず、本書を読み始めました。いずれにしろ、プロというのは凄いものだという一冊。興味深い箇所を抜粋すると、 ・黒く塗った"カラ..
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高野史緒 カラマーゾフの妹【書かれなかった第二部】 カラマーゾフの兄弟に妹がいた?エッ、ということはさて置いて。『カラマーゾフの兄弟』はもともと二部構成として構想された小説で、私たちが読むことの出来るのはその第一部..
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BSシネマ 映画 カラマーゾフの兄弟 第3部(1968ソ)第2部では、ミーチャがグルーシェニカの愛を取り戻し、父親殺しの嫌疑で捜査の手が伸びるところで終わっていました。第3部はこのフョードル殺人事件の被疑者として逮捕され、裁判によって真犯人が明らか..
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BSシネマ 映画 カラマーゾフの兄弟 第2部(1968ソ)「大審問官」は第2部で語られるのかと思いましたが、「神ちゃま」(私が勝手に言っているだけででそんな章や呼び方はありません)でお茶をにごし結局パスしたようです。この深遠な(退屈な)哲学論議を映..
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BSシネマ 映画 カラマーゾフの兄弟 第1部(1968ソ)あの大作ドストエフスキーの「カラマーゾフの兄弟」の映画だと云うので、正座して襟を正して見ました。Oh!ゾシマ長老だ、ドーミトリだイワンだアリョーシャだ、スメルジャコフも出てきた!これが男ども..
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読書 ドストエフスキー カラマーゾフの兄弟(4)+エピローグ【コーリャ】 第3巻でフョードルが殺され物語はミステリの様相を見せてきました。犯人はミーチャなのか、ミーチャでないなら果たして誰なのか。そんな読者の期待をそらすように、第4巻は『少年たち』というカラ..
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読書 ドストエフスキー カラマーゾフの兄弟(3)『大審問官』に手こずったのでやっと3巻目です。『カラマーゾフの兄弟』は文庫で4冊の長編ですが、物語の時間経過は3巻目でやっと3日。実は、この長編はおよそ5日間の出来事から成り立っているらしいのです(..
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読書 カラマーゾフと兄弟(2) 大審問官2フアン・デ・フランデス『荒野の誘惑』 未だ第2巻の第5編『プロとコントラ』でウロウロしています。聖書についての基本的な素養が無いので、手強いです。 大審問官はイエスを捕らえ『火炙りにするぞ!』と言って..
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読書 ドストエフスキー カラマーゾフの兄弟 大審問官やっと大審問官にたどりつきました。このイワンの詩劇は手強いので、少しずつ考えてゆきます。以下青文字は、亀山郁夫の光文社古典新訳文庫からの引用です。備忘録も兼ねているのでグダグダ長いです。 詩劇による..
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読書 ドストエフスキー カラマーゾフの兄弟(2)-1@備忘録になりつつあります・・・。 『カラマーゾフの兄弟』も2巻目に入るとなかなか手強いです。例の大審問官です。1巻目もそうでしたが、現代の小説とは趣がことなり、ストーリーの流れとは別に(別ということ..
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読書 ドストエフスキー カラマーゾフの兄弟(1)第一部は第1編『ある家族の物語』第2編『場違いな会合』第3編『女好きな男ども』 の3編から成り立っています。 第1編でカラマーゾフ家の履歴と父フョードルと三人の息子達が紹介されます。長男ドミトリー..
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佐藤優 ドストエフスキー5大長編を語るこんばんは。 ロシアは、侵略国家へとなりさがりました。 ロシアと言えば、あの東ローマ帝国の正当な後継者として独自の文化をはぐくんできました。キリスト教正教会を継承しながらも絵画では、シーシキンやレ..