記事「ノンフィクション」 の 検索結果 2275 件
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真相ではないかもしれないけれど遠藤誉『チャイナ・ジャッジ 毛沢東になれなかった男』読了。 世間をにぎわした王立軍アメリカ大使館駆け込み事件から谷開来によるイギリス人毒殺事件、そして夫・薄熙来の失脚までを克明に追った、..
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常に読んで損はない遠藤誉『チャイナ・ナイン 中国を動かす9人の男たち』読了。 本来買って読むべき本なのだろうが、またまた図書館で借りてしまった。こういうタイムリーさを欠くと使えない本かな、と思うからなのだ..
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片付けながらも読む毛里和子、松戸庸子編著『陳情』読了できず。 論文集だったんだな。珍しく横書きの本多と思ったら、日中の社会学者による中国における「陳情」という行為をテーマとした論文の翻訳やら何やらを集めた..
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凄まじいの一言藤原てい『流れる星は生きている』読了。 すでに古典といえる名著だが、今頃読んでしまった。 遠藤誉先生の『チャーズ』もそうだが、あまりに悲惨な体験を読むと、泣けもしないものだと思う..
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四十代女性森絵都『おいで、一緒に行こう』読了。 読み初めから最後までほぼ泣き通し。原発後に置いていかれた動物たちを助けるボランティアたちに、作家である筆者が夫とともに取材で加わって見聞きしたことが詰ま..
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ノンフィクションだけれども佐野眞一『別海から来た女 木嶋佳苗悪魔祓いの百日裁判』読了。 先頃死刑判決を受けた連続結婚詐欺殺人女の木嶋佳苗を追ったノンフィクション。言いしれぬ不気味さは伝わるが、生い立ちを丹念に追うのは..
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まさに、女傑!奥野修司『ナツコ 沖縄密貿易の女王』読了。 戦後6年間という短い時間でありながら、沖縄に島中が密貿易に奔走し、これほど魅力的な女性が駆け抜けた時代があったというのは、恥ずかしながら全然知..
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日本と卓球城島充『異端と自己研鑽のDNA荻村伊智朗伝 ピンポンさん』読了。 高校時代の球技大会で、卓球で出場するのはクラスで一番運動神経のいい子だったと思う。それだけ、卓球は難しい。だいたい、台に..
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ヴァン・ショー佐藤史恵『タルト・タタンの夢』読了。 それはそれは美味しそうなフランス料理がてんこ盛りのミステリ連作短編。って言うか、料理の形状に関しては用語に疎いので想像するしかないが。こんなお店が近..
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大陸の夢佐野眞一『阿片王 満州の夜と霧』読了。 ハードカバー443pの大作ノンフィクション。あんまりおもしろくて、一度電車を乗り越してしまった。 日本人が中国人と対等かそれ以上に闘えたのはこ..
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すごい分厚い本ですが本田靖春『我、拗ね者として生涯を閉ず』読了。 小学生の時に寝ころんで読んで、謝って頭上に落下させた『田河水泡全集』に優るとも劣らぬ厚さ。ハードカバーで582p、ずっしりと、その人柄をあらわす..
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知らなかった事件島田荘司『秋好英明事件』読了。 知らなかった冤罪事件。というか、この本の記録を読む限り、秋好英明はどうしても自分で殺したのは1人ということになり、内縁の妻の殺人は3人にのぼる。これが、なぜ正し..