記事「ピアノ」 の 検索結果 16776 件
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睡話§白昼に聴くゴールドベルク変奏曲ETV“知る楽”が『グレン・グールド 鍵盤のエクスタシー』なる 番組の再放送があり、その1回目を見た。 引きずられやすいお調子者の性質なもんだから、明けて翌日の早い午 後に81年盤の『ゴール..
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響話§ルービンシュタインのショパン中学か高校の頃、友達の家でルービンシュタインが弾いているショパ ンの選集の録音を聴いた。英雄ポロネーズとか子犬のワルツ、幻想即 興曲といったお好みアルバムである。 それが初めて聴いたショパン..
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戯話§モーツァルト~テンポの重力に抗う~フリードリヒ・グルダが弾いているモーツァルトのピアノ・ソナタを 聴いた。変ロ長調のKv.333である。 聴きながら、いかに冒頭からのテンポを歪めさせずに演奏することが 大変なのかということを..
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芒話§ハンマークラヴィーアを聴いてもベートーヴェンのピアノソナタの録音を聴く機会は多いが、第29番の いわゆる“ハンマークラヴィーア”を聴き通すということがなかなか できないままでいる。 それこそ“2楽章”まではまあどうってこ..
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腕話§もしもピアノが弾けて・・・『猫踏んじゃった』と『バッハのメヌエットの前半だけ』とよちよち 歩きの『平均律クラヴィーア第一巻一番のプレリュード』というレパ ートリーでしかない。 あとはフォークギターを弾いていた余得で、..
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跳話§モーツァルトのテンポ感フリードリヒ・グルダが弾いているモーツァルトのKv.333のソナタを 聴きながらふと感じたことがある。 モーツァルトには速度記号としての“アレグロ”が存在しないのでは ないのだろうか、という..
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競話§ブーニン現象~持て囃すメディア~[下][承前] 明らかに我々は“ブーム”を甘く見ていた。クラシックファンの中に は、コンクール入賞者をマメに観察している人間も少なくなく、そう いう人達に加えて、我々のようにブームに乗せられた人間..
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競話§ブーニン現象~持て囃すメディア~[上]自分の中で“メディアの煽りには要注意”という意識が芽生えるまで にはずいぶんと時間がかかったし回り道もしたような気がする。 話は自分の趣味の領域に限られるが、もう20年以上も前のこと、その ..
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比話§変なのは?~グールド vs.ペライア~ゴールドベルク変奏曲を聴こうとCD棚を眺めていたら、マレイ・ペ ライアの録音を買っていたことを思い出して聴き始めたら、どうもな 異和感を覚えてしまった。 それでよくよく考えてみたら、グールド..
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鍵話§ティル・フェルナー~行間の喪失~Ⅱ[承前] 比較する対象としてはあまりに巨大に過ぎるのを承知で、アルフレー ト・ブレンデル――12月18日にウィーンで引退公演を終えた――につ いてである。1992年10月にウィーン・ムジーク..
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鍵話§ティル・フェルナー~行間の喪失~Ⅰ祝日の火曜日にトッパンホール――飯田橋駅から歩くこと10分――で 聴いて、がっかりして帰宅。ウィーン生まれのティル・フェルナーは 1972年生まれだから、アンスネスより2歳年下でほぼ同世代である。..
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弾話§前奏曲集とか練習曲集とか前奏曲集とか練習曲集といった、まとまった曲集を聴くのが好きだ。 もっとも、聴くのはバッハ、ショパン、ドビュッシーあたりにとどま ってはいるが。 一番最初に聴いたのは、たぶんショパンの24の前..