記事「マスコミ」 の 検索結果 6835 件
-
『律令制研究入門』を嗤ふ(4)ー本書と原発と「東大話法」―(前項の続き) 前項までで述べたことを整理すると、次のようになる。 (1)古代史研究の目的が不明になりつつある中で、律令および律令制国家を「東アジア」の中で論じることの意義が明確化されていない..
-
『律令制研究入門』を嗤ふ(3)ー「東アジア世界」と行政機構論―(前項の続き) 前項前半で、天聖令について解説したが、なぜ、学界を離れている私にこんなことが可能かと言うと、本書に書いてあるからである。 すなわち、・大津透「北宋天聖令の公刊とその意義」..
-
『律令制研究入門』を嗤ふ(2)ー天聖令はなぜ、報道されないか?―(前項の続き) とはいえ、この本、研究上、無益かといえばそうではない。 そもそも、本書刊行の契機となった北宋天聖令が画期的発見である。 ご存じない方のために、一応、解説しておくと、..
-
『律令制研究入門』を嗤ふ(1)ー「最適な入門書」?-『律令制研究入門』という本が、国書刊行会から昨年、出版された。 簡単に言えば、日本律令国家およびその基本法典である律令を、(東)アジアの中で位置づけようという本である。 尤も、こうい..
-
「IPS臨床応用」誤報一『週刊ポスト』の検証記事を読むー読売新聞などが「IPS細胞を臨床応用した」との虚言をそのまま報道し、問題になっている。 私は、自然科学の分野は門外漢だし、読売新聞を読んでいるわけでもないので、基本的に冷めている(ちなみに問..
-
「多様な個性の尊重」は「論理的思考力」活用の前提ー松井恭一氏への反論ー一番、不人気だった「時事問題」の教材ー若者はなぜ、「快楽」に耽るか?-(1)で触れた、松井恭一氏への反論はどうやらボツになったらしい。 そこで、このブログに掲載しておく(ただし、改行などは修..
-
一番、不人気だった「時事問題」の教材ー若者はなぜ、「快楽」に耽るか?-(4)(前々項の続き) では、(1)日本の政治は嘘ばかりでダメであるという若者の認識を、一定度でも覆す術はあるのだろうか。 実は有効な方法がある。 原発を止めること、である。 以..
-
一番、不人気だった「時事問題」の教材ー若者はなぜ、「快楽」に耽るか?-(3)(前々項の続き) 苦労したかき集めたマニフェストを持って授業に臨んだ私であったが、待っていたのは生徒の白けた反応であった。 最初は、高校生(1年)の女の子に見せたのだが、最初は「へえ~、こ..
-
一番、不人気だった「時事問題」の教材ー若者はなぜ、「快楽」に耽るか?-(2)(前項の続き) 現在の中学受験・社会では「時事問題」という出題形式がある。 その年度に起こった種々の政治的・社会的問題をネタにしたものである。 一般には、学んだ知識を単なる「知識」..
-
一番、不人気だった「時事問題」の教材ー若者はなぜ、「快楽」に耽るか?-(1)現在、『週刊金曜日』の投書欄(「論争」)で論戦を展開中である。 ことの発端は同誌7月13日号(903号)に掲載された以下の投書であった。 (1)古川大悟「若者に論理性をはぐくむ教育を」 ..
-
どう、作り直すんじゃ?-『朝日』社説「教育委員会 動ける組織に作り直せ」-今日付けの『朝日新聞』の社説に教育委員会の問題が取り上げられていた(朝刊・11面)。 主旨はまず、(1)教育委員会は形骸化している (2)しかし、早急になくせば失うものが大きい (3)議..
-
「復活」する官僚、「サポート」するマスコミー文科省の「逆襲」-(5)(前項の続き) 「3.11」における原発事故は、本来、日本の学界のあり方を問うはずの「災害」(というより、「人災」)であった。 学界の「元締め」である文科省は、指弾されてしかるべきである。..