記事「中世」 の 検索結果 574 件
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古楽つまみ食い(3)中世イギリスの歌 「夏は来たりぬ」「天使がひそかに」ほかまだ多声音楽の中心がフランスにあった13世紀ころに、作者不詳の「夏は来たりぬ」など6声で輪唱による世俗歌がイギリスに存在していた。 音楽史上奇跡に近いといわれている。 民謡風の素朴なリズムが多声で..
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古楽つまみ食い(2)スラヴ典礼音楽 「十字架挙栄祭」「四旬節と復活祭の聖歌」スラヴ典礼はビザンツ典礼の流れをくむギリシャ正教の典礼である(スラヴ諸国において独自の民族的色彩のもとに発展したビザンツ=スラヴ典礼)。 楽器を使用しない、独特の旋律をつなぎ合わせた旋法という特徴が..
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古楽つまみ食い(1)グレゴリオ聖歌、ソールズベリー聖歌グレゴリオなど聖歌は癒しの音楽といわれるが、何度も聞きたくなる歌というのは必ずしも多くない。プロテスタントのコラールのように繰り返し聞いたり謳いたくなる聖歌を挙げてみる。 (グレゴリオ聖歌) ..
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私の好きな古楽100(13) イザーク 「使徒のミサ」、モテトゥス「至高なる羊飼いよ」イザーク((フランドル、1450-1517)は、ジョスカン・デ・プレと並び立つ実力派でである。 シャンソンなどのほかに宗教音楽でも「使徒のミサ」や重厚なモテトゥスで聞くものを圧倒する。厚みと深み..
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私の好きな古楽100(12) イザーク 「私は安楽に暮らせない」「インスブルックよ、さらば」(シャンイザーク 「私は安楽に暮らせない」「インスブルックよ、さらば」(シャンソン) イザーク((フランドル、1450-1517)は、デ・プレと並び立つ大家である。 「インスブルックよ、さら..
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私の好きな古楽100(11) ジョスカン・デ・プレ シャンソン「千々の悲しみ」「終わりなき悲しみ」ジョスカン・デ・プレ(フランドル、1440-1521)のシャンソン「千々の悲しみmille regrets」は、「天正の少年使節」が秀吉の前で演奏したとされる曲。 当時スペインなどで流行..
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私の好きな古楽100(10) ジョスカン・デ・プレ 「オケゲムの死を悼む晩歌」 「アヴェ・マリア」ジョスカン・デ・プレ 「オケゲムの死を悼む晩歌」 「アヴェ・マリア」 ジョスカン・デ・プレ(フランドル、1440-1521)は、ルネッサンス音楽の最盛期の大作曲家の一人。 彼の作品..
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私の好きな古楽100(9) オケゲム 「レクイエム」 他「レクイエム」 オケゲム(Johannes Ockeghemフランドル1410頃-1497)のレクイエムは、史上最古のポリフォニー・レクイエムといわれるものである。 中世のあいだは死..
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私の好きな古楽100(8) ギョーム・デュファイ イムヌス(賛歌),ミサ曲イムヌス(賛歌)「Conditor alme siderum(造り主なる主)」 この曲は、グレゴリオ聖歌「Conditor alme siderum(造り主なる主)」を、デュファイ(フランドル..
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私の好きな古楽100(7) ギョーム・デュファイ シャンソン「ああ,わが悲しみ」デュファイ(フランドル1400-1474)のシャンソンのなかでは、「もしも私の顔が青いなら」が、同名の彼の代表作のミサにその旋律が使われていることで有名であるが、数あるシャンソンのなかで一際印象..
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私の好きな古楽100(6) ダンスタブル モテトゥス「聖霊よ、来たりたまえVeni Sancteダンスタブル モテトゥス「聖霊よ、来たりたまえVeni Sancte Spiritus/創り主なる聖霊よ、来たりたまえVeni creator Spritus」 ジョン・ダンスタブル(英1..
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私の好きな古楽100(5) ギヨーム・ド・マショー 「ダヴィデのホケトゥス 」ギヨーム・ド・マショー(仏1300-1377)は、ポリフォニーの本格的なミサ曲を最初に作曲した人である。 一人の作曲家がミサの通常文をすべて作曲する「通作ミサ」の最古のものがマショーの「ノート..