記事「人生」 の 検索結果 25723 件
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吉野山、下千本から中千本。咲いた咲いたと喜べばいいのに……前の晩、立ち飲みの一酌のあとに入ったウドン屋の親父さんが言うには、奈良市内がこの咲き具合では、吉野山の桜はまだ早かろう。すぐ近くの郡山あたりにしておいたらどうかと勧められた。 これは貴重な情報を..
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天災の度ごと、また日ごと夜ごとに思うにはーー山の辺の道をふりかえり見て「現代人には、鎌倉時代のどこかのなま女房ほど無常といふ事がわかっていない。常なるものを見失ったからである。」ーー小林秀雄『無常といふ事』から むずかしいことは分からない。小林さんの真意は..
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いやはや、桜花を堪能。満腹ーー身延の桜、満開の下 3身延を初めて訪ねたのは40年以上前に学生だった頃のこと。その一部始終は一昨年のブログをご参照いただくとして、ちかごろは専ら桜を観に行くのみ。 (「身延山はあまりに思い出深く」https://koga..
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お手てつないで、おうちに帰ろーー花冷えの午後、見ず知らずの幼女とこんど小学校にあがるという娘さんと手をつないで歩く老いたこの身の姿は、側から見てどう映っただろう。公園で遊びながら汗をかいたあとなのか、すこし湿った手のひらは、か細い姿にしては意外なほどふっく..
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春夫「海辺の恋」もどきの気分の中にーー不倫じゃなくて “七夕夫婦”故あって別れ暮らす妻との旅は、いつもの独り旅とちがって、ちょっとぜいたく。フトコロはあいかわらず寂しいけれど、気分は穏やかなので。緊張感なし、計画もなし。 西伊豆の土肥温泉。宿の..
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「これではイケナイ」という気すら起きずーー老父重傷、その2フゥ、また飲んでいる……。この二月ほど、己れの気分の浮き沈み、体調の良し悪しの変化を、他人事のように眺め、その流れに身を任せて日々をおくり、しかしそれを記すこともままならず、それでもめげない鈍感なのだ..
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どこから手をつければ……ーー老父重傷、その後 1なんの因縁か。86歳になった父が居室で一瞬間気を失い、転倒して頸椎に傷を負い、救急車で運ばれたのは、この身の誕生日のことだった。 箱根湯本「天成園」の日帰り温泉、晴れた空のもとの露天風呂で良い気..
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熱田様の杜に救われたかーー老父危急との因縁五年前の春と秋、豊川稲荷から熱田神宮、そして伊勢神宮をめぐる団体バスツアーに加わったことがあった。詳細は下記ブログのとおりだが、かいつまんで言えば、父が発病したとの連絡を、間の悪いことに旅先で受けたと..
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食わなくちゃ……。生死のあわい!? ーーまたもや料理日記 4降りこめられて日も暮れた。食欲がない。朝は冷凍庫に残っていたバゲットをピザトーストに。昼は素麺一束と作り置きの蒸し鶏少し。世の飢えている方々に対してまことに申し訳なきことながら、無理して食べた。 ..
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木と水を見に白神山地、奥入瀬行き 4――奇妙な母娘とのからみを愉しむ十和田湖。みやげ物店や食堂がたちならぶ岸辺から奥まったところにあった「十和田食堂」は閑散として相客がひとり。何を思うか、拝見したところグルメ女子が、十和田バラ焼きの鉄板を前にしていた。こちらはカネもな..
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ウチ飯、恋し 2ーーとろろ飯の思い出お好み焼きを作るために長女が持ち来った山芋が、久しく使われぬまま冷蔵庫の片隅に眠っていた。「暑くて食欲ないけど、精つけなくちゃ」と、とろろ飯を作ったのは、だいぶ前のこと。 手のひらの半分ほどの芋..
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伊東は温泉ホテルばかりじゃないのだ!ーー“プアマンズ・ホテル住まい” 考伊東の居酒屋「横ちょう」のご主人から、めずらしく電話が入った。元気か、と。それだけだったが、うれしい。その店のある、まさに横丁の入り口の「伊東 トリスバー」の二代目から先月にいただいていた観光チラシを..