記事「佃島」 の 検索結果 59 件
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佃・漣 (下)「佃・漣 (上)」からの続きです。 奥湯河原の、宿の離れについた時は、すっかり暗くなっていた。 闇のなかで、緑が、濃く匂っている。 紅い、小さな太鼓橋の下の流れは、弄し..
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佃・漣 (上)佃 ・ 漣 昨夜の宵からの、いささか強い、断続的な雨があがったばかりの、しっとりとした舗道に、五月の朝の光が、激しく反射している。 今朝の絹子の目には、こ..
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佃島 陰祭り三年に一度の本祭りを来年に控え、今年の佃は陰祭りです。 有名な八角神輿は、長年にわたって男衆に揉まれて傷みがひどく、これから一年かけて、修理や修復に入ります。 「陰」なので、本来は..
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集団で無賃乗車をしたお盆の入りでした。 ご先祖様を迎えに、杉並の西本願寺廟所へ行きます。 清七とあるのは、家康公が江戸に幕府を定めた折、大阪の摂津から呼び寄せた漁師三十三人の中の一人で、この清七っつぁんが、我..
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金ならあるぞ年も押し詰まり、実家の神棚を掃除した。 我が家には小判がザックザックとあるのだ。 全部ボール紙製だけど…。 金色の紙を貼ってあるだけ。 でもこれだけのお金があると信じ込めば、心は、もと..
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故郷忘れ難く 其の参徳川家康が江戸に幕府を定めると、大阪は摂津の漁師三十三人が佃島に移住を命じられた。 彼らは大川(隅田川)や、その河口付近で主に白魚などを獲って将軍家へ献上し、また、築地に移転する以前の日..
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故郷忘れ難く 其の弐「遊び人の金さん」こと、もうひとりの大伯父、金太郎である。 前出の市之助以上に寡黙な人で、92年の天寿を全うした。 金太郎には全身に刺青が彫ってあった。 背中は弁天様の絵柄だった。 私..
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故郷忘れ難く 其の壱昨夜何気なくテレビをつけると、そこにはあまりに懐かしい大伯父の姿があった。 NHKアーカイブス、昭和32年の映像。 昔から続く佃煮屋の暖簾を守った生粋本物の江戸っ子だった。 幼い私を溺愛して..
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十三年前に見た夢佃の狭い路地を抜けると、すぐ目の前を母が歩いていた。 声を掛けると少し驚いたように振り返り微笑んだ。 いつもの優しい笑顔だった。 しかし無言ですぐに背を向けて歩き出した。 その背中を追う。..
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月島→佃島築地で昼食を食べてから勝どき橋を通って月島へ 勝どき橋を渡っていると向こうに月のマークの高いビルが見え、月島のマークなのかと! ちょうど真ん中まで来ると、幹事さんが昔はここから二つに分かれ..
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行って食べて楽しんで♪ Vol.50 佃島と築地へ買出し来週は土用の丑の日があることから、ちょい早めにということで、 佃島の“天安”へ鰻の佃煮を買いに行きました。 もはや、我が家の夏の定番となりつつあり、お遣い物にもなっております。 それから..
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行って食べて楽しんで♪ Vol.25 佃島~築地~銀座この記事は8日のです。本当にダレてます。m(__)m 母からの頼まれ事を済ませるために、あちこち出掛けました。 最初は佃島です。 佃島といえば、佃煮。 土用といえば、ウナギ。 そう、鰻の..