記事「価値観」 の 検索結果 2249 件
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コンダクター (Conductor)コンダクター (Conductor) 同じ曲を同じ楽団が奏でていても、指揮者が変われば間違いなく音色は違ってくる。クラシックには素人だがそれなりに回数を重ねてみると、そういうことぐらいはわかるよ..
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新緑を贈られて (Gifted by New Green)新緑の季節である。わが家の二階ベランダから見る小高い丘の新緑も、何通りもの濃淡があって見事な色合いとなっている。若々しい息吹きを感じられるこの季節、私は大好きだが、今年はこの時期に入るところで、自分の..
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過ぎたるは猶及ばざるが如し (More than enough is too much)藤澤周平の現代小説に「早春」という作品がある。数年前に妻を亡くし娘と二人暮らし、会社では窓際に追いやられ、娘は所帯持ちで子持ちの男と恋に落ちて家を出ていくと言い始める中での寂寥を書いている。彼の歴史物..
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増上慢の横溢 (So many fools)先日読んだとある書評に、「ITリテラシーを養うに必読の書」、といった趣旨のことが書かれていて笑ってしまった。何という書評家だったかは忘れてしまったが(笑)。 ミランダ・ジュライというアメリカ人作..
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既にして満足 (Already Satisfied)相変わらず図書館で本を借りてきては読んでいるのだが、最近は途中で読むのを止めてしまうことも折々ある。どこかの書評で評価が高く、図書館に申し込んだら順番待ちが100人近くだった「フランス人は10着しか服..
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足るを知る (Enough is enough)国立競技場建設予算問題は白紙に戻ったが、誰も責任を取ろうとする様子はない。いかにも善人面をしてふるまっている人間ばかりにて、白々しいことこの上ない。誰かが、「お金がたくさん欲しかったので」、というのが..
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天皇の料理番 (Emperor's Chef)テレビというものは基本的には害が多いのであまり見ないことにしていて、3年前に放映されたNHKの朝ドラ「梅ちゃん先生」以来、毎回欠かさず見たドラマは何もなかった。梅ちゃんはとにかく魅力的だった。だから1..
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アゲイン、28年目の甲子園 (Again, Back to the Koshien Stadium)娘がまだ小学生低学年だった頃、水泳教室に連れていってガラス越しにプールを眺めていた時のこと、プールから上がった娘の顔が亡くなった母の顔にうりふたつで呆然として見入ったことがあり、その瞬間を今でもはっき..
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浮浪児 1945 -戦争が生んだ子供たちー (Street Chidlren, 1945)石井光太というノンフィクションライターがいるが、この人は東南アジア、インド等、世界中各地で貧困にあえぎながら生活する人たちの中に飛び込んできた人で、それを「絶対貧困」、「物乞う仏陀」などの本に詳細に書..
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シャンソン (Chanson)オーストリア生まれのユダヤ人で、フランスを拠点としてジャーナリスト、哲学者として活躍したアンドレ・ゴルツという知の巨人がいるのだが、この人が1983年に著した「エコロジー共働体」という本を最近読んだ。..
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乱気流 (Air Turbulence)もう39年も前の学生時代のこと、ヨーロッパ団体旅行添乗員のアルバイトを終え、アンカレッジ経由の日本航空で帰国する際、数時間にわたって乱気流にもまれたことがあった。お連れした女学生1名が失神してしまい、..
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戦火のシンフォニー (A Concert in Leninglad under Blockade)最近数名の方から、「英語をどうやって勉強したら良いか?」と聞かれた。いつもながらで申し訳ないが決まり金時の返答で、「音を聞くことから始めてください。決して読み書き、文法などを主体にして入らないように..