記事「南木佳士」 の 検索結果 9 件
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【小屋を燃す】『生者と死者の境を越える私小説集』 文庫本裏の帯には収められている四作品が下記の通り 「畔を歩く」・・・四十年勤めた病院を定年退職する。 「小屋を造る」・・男誤認で、畑の隅に小屋を建てる。 「..
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トラや南木佳士(なぎけいし)さんの本を読みました。 エッセイ? 小説? 私小説? 最近では、読むものと言えば仕事関係のものばかりだったので、県立の図書館には足繁く通ってはいても、市区町村単位の、在庫..
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『天地有情』(朝日文庫)/南木佳士医師と作家の二足のわらじを履く著者の、自分を訥々と語るエッセー集だ。 彼の書くものに通底するのは、医師として患者に向かうより先に、自身の抱えた鬱病に向き合わざるを得なかった絶望と諦め、そこか..
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『臆病な医者』/南木佳士先日取り上げた、『阿弥陀堂だより』は、一組の夫婦の形を借りた自伝的小説だったが、こちらは著者自身をそのまま表したエッセーだ。 小説に比べれば、細切れに連載したものを一冊にまとめてあるので、同..
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『阿弥陀堂だより』(文春文庫)/南木佳士後書きを読んで知ったのだが、どうやら映画化もされているらしい。 確かに、作品の中で描写される風景は、そのままスクリーンに投影して、自分もその景色の中にくるまれていきそうな雰囲気がする。 ..
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草すべり「草すべり その他の短編」(南木佳士) 南木さんがパニックもちだから・・・ということもあって、まあ読んでいる作家の一人。 南木さんの不調で仕事が増え、癌になって死んだ後輩との会話。 「と..
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映画「阿弥陀堂だより」題名:阿弥陀堂だより(2002年) 原作:南木佳士 監督:小泉堯史 出演:寺尾聰、樋口可南子、北林谷栄、小西真奈美、田村高廣、香川京子、吉岡秀隆 他 昨日、「阿弥陀堂だより」を観た。 信..
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ぼちぼちながい、読書感想文伊藤たかみ「八月の路上に捨てる」 缶を入れる仕事って身近だけどよくわからなかったけど ちょっとわかるようになりました。 って話の趣旨はそんなことじゃあないです。 こういう擦れ違いってびっくりす..
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無名時代の私-文藝春秋編「無名時代の私」 文藝春秋編 おはようございます。きのうの昼間の雷はすごかったですね。突然強い雨が降り出して、雷が鳴り続けるなんてまるで夏の夕立、もしくは熱帯地方のスコールを見ているようでした。..
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