記事「古代史」 の 検索結果 454 件
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「渡来人とは何者だったか」武光誠 著古代史では渡来人という言葉が出てくる。これは歴史学の用語で「飛鳥時代以前に、朝鮮半島から日本へ移住してきた人々」のことである。だから鑑真のように奈良時代に唐から来た人には使わない。 渡来人で有力..
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「考古学が解き明かす古代史」古庄浩明 著考古学者が書いた日本の古代史(弥生時代~壬申の乱)である。水田遺跡としては佐賀・菜畑遺跡で山ノ寺式土器と一緒に発見されたのが古い。紀元前300年頃か。稲は中国の長江の中・下流域が起源で、朝鮮半島経由か..
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藤ノ木古墳法隆寺から西の方角にあって近くである。小高い丸い岡として綺麗に整備されているが、これが未盗掘だったとは信じられない。今は何度か発掘調査が行われ、その都度、整備されてきたのであろう。 江戸時代までは横..
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「真説 日本古代史」 武光誠 著この著者の本は読みやすい。著者が考えている日本の古代史(石器時代から平将門の乱まで)の通説に反する説として20話を取り上げて記述している。 旧石器時代の遺跡は藤村新一がねつ造して、それを否定する..
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「歴史のなかの大地動乱」 保立道久 著副題に「奈良・平安の地震と天皇」とあるように、この時代の天変地異(地震、火山)と、それを祟りの一つと感じた天皇の行動を書いている。歴史学者であり、当時の史料を読んで、天皇、宮廷の動きに詳しい。 著者..
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「復元七支刀」鈴木勉 河内國平 編著友人からいただいた書である。刀に関係があるから私にいただいたのだが、彼は古代史に興味があって購入したとのことだ。雄山閣創立90周年記念企画出版とあって定価が5600円もする本である。 内容は七支刀の..
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「偽りの大化改新」 中村修也 著大化改新は日本書紀の記述にあるが、不自然な点が多すぎると著者は言う。歴史史料は日本書紀以外に無い中、それらの疑問点を、当時の人間関係とそこにおける人間の心理に思いを至らせば真実がわかるのではないかと分..
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「地図で読む日本古代戦史」 武光誠 著おもしろい本だった。特に本当の古代のことが参考になった。この本では次のような戦いを取り上げている。 磐井の反乱、蘇我と物部の争い、蘇我入鹿暗殺、辺境民との戦い、白村江の戦い、壬申の乱、平将門の乱..
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「真説 日本古代史」 武光誠 著この本は、古代史の通説を新しい視点で記している。歴史学者の本であるから、学界では異説でもないのだろうが、我々には新鮮である。現存している史料(日本書紀、古事記などの歴史書)はイコールその時代の勝者に都..
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「卑弥呼と邪馬台国」 新邪馬台国G5サミットIN吉備 編この本は、従来の九州か畿内かという邪馬台国論争とは別に、丹波国、近江国、出雲国、吉備国、阿波国を、それぞれ中心とする古代国家が邪馬台国に擬せられるのではないかと、それぞれの研究者が論じている本である。..
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「謎とき「日本」誕生」 高森明勅 著日本の古代史で議論になっていることを、現時点の歴史学、考古学などの知見を踏まえて、整理したものである。歴史学、考古学は進んでおり、時々、こういう本を読む必要はある。もっとも、この本も2002年発刊だか..
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沖浦和光「竹の民俗誌 ―日本文化の深層を探る―」もう30年もまえの本だが、なかなかのお薦め本だ。民俗学から見た竹にまつわるさまざまな興味深い話を紹介している。 竹は三か月で成人?になるほど成長が速いことから、呪力、霊力が宿っているとみられてい..