記事「大嘗祭の本義」 の 検索結果 9 件
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うたげ宴会の時は、二度目の食事をすませて、最後の食事の時に、主人側から舞姫が出で、 客人側からは、いろいろの持ち芸が出る。つまり、これは主人に答える形である。 うたげは、打ち上げということで、盛んに手を..
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祇園祭とは青葉の山は、尊い方をお迎えする時の御殿に当たるもので、 おそらく大嘗祭の青葉の垣と、関係のあるものであろう。 この青葉の垣は、北野の斎場では、標の山として立てられる。 本来は、しめのやま..
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祝詞ーおめでとうの起源天子様の御言葉は、神の言葉と同一である。神の詞の伝達である。 この言葉を祝詞という。 今神主の唱える祝詞は、この神の言葉を天子様が伝達する、という意味の変化したもの。 のるというには、上から..
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春の行事大晦日の夜、蓑を逆さに着て、小高いところへ上って四方を見ると、 来年一年の村の吉凶・五穀の豊凶など、万事が見えるというのである。 蓑は、人間ではないしるしに着るものであった。 蓑は、神の..
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猿女の鎮魂式元来、日本の古い信仰では、生と死の区別は、不明瞭なものであった。 人が死んでも、魂を呼び戻せば生きかえる、と思っていた。 そして、どうしても魂がかえらぬとあきらめるまでは、ほぼ1年間かかった。
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冬祭り一夜のうちに、秋祭り、冬祭り、春祭りが、続いて行われたものであって、 歳の窮まったn日の宵のうちに、秋祭りが行われ、夜中に冬祭りが行われ、 明け方に春祭りが行われるのである。そして、続いて、初春の..
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まつること天子様が、すめらみこととしての為事は、この国の田の生り物を、 お作りになることであった。 天つ神のまたしをお受けして、降臨なされて、田をお作りになり、 秋になるとまつりをして、田の成り物を、天つ..
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まつりとまたすまつる・またすという言葉は、対句をなしていて、 自らすることをまつるといい、人をして為さしむることをば、またすというのである。 上の者の命令通りに執り行うことがまつるで、人をしてやらせることを..
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いけにへ正月に相応しいと思い、再読。 この「大嘗祭の本義」は、1928年に、行われた講義の記録である。 まず、「にへまつり」のことから話してみる。 「にへ」は、神または天皇陛下の召し上がり物、という..
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