記事「宗教」 の 検索結果 7937 件
-
繰返し聞き続ける古楽(4)-34 ヴィクトリア レクツイオ「我が心は生活に疲れたり」 他ヴィクトリア(西1548-1611)のレクツイオ「我が心は生活に疲れたり」は、ヨブ記10章1-7節から歌詞が採られている。 レクツイオというのは、朗読に曲をつけたものである。 聖務日課でヨブ記が歌..
-
繰返し聞き続ける古楽(4)-33ヴィクトリア 「死者のためのミサ曲」ヴィクトリア(西1548-1611)は、ルネッサンス期スペイン最大の音楽家。 教会音楽家でミサ曲のほかにも、「アベマリア」をはじめ印象深いモテトゥスが数多くある。 「死者のためのミサ曲」は、皇帝マ..
-
繰返し聞き続ける古楽(4)-32 W.バード 「5声のミサ」バード(英1543-1623)の代表作は、「3声のミサ」[4声のミサ」[5声のミサ」である。 いずれも余計な装飾がない端正な曲ばかりである。 あまりにも完璧なハーモニーでただただ聞き従う以外にない..
-
繰返し聞き続ける古楽(4)-31 W.バード 「Sing joyfully unto God 」「われらの力の神に向いて喜び歌い Sing joyfully unto God」 (詩篇第81編) は、W.バード(英1543-1623)の礼拝用アンセムのひとつ。アンセムとは、イングランド国教会の..
-
繰返し聞き続ける古楽(4)-30.W.バード コンソートソング(清らかな英国半島)W.バード(英1543-1623)は、ミサの名曲があるが、コンソート・ソングの作曲者としても素晴らしい。 コンソート・ソングというのは、ヴィオールの合奏(コンソート)の伴奏を持つ独唱、または2重唱の..
-
繰返し聞き続ける古楽(4)-26ラッスス 「音楽は神の贈り物」他ラッスス(フランドル1532-1594)は、パレストリーナとともにルネッサンス・ポリフォニーの完成者といわれる人である。 「音楽は神の贈り物」は6声部のモテトゥスであるが、ポリフォニーに深みがあり、..
-
繰返し聞き続ける古楽(4)-25パレストリーナ モテット「鹿が谷川を慕うごとく」「バビロン川のほとパレストリーナ(伊1525-1594)の代表的なモテット。 詩篇42、詩篇137に基づくものであるが、バビロンの捕囚など、イスラエルが破壊され、神に見放されてしまう絶望の時期の詩である。敵を倒す神は..
-
繰返し聞き続ける古楽(4)-24パレストリーナ「教皇マルチェルスのミサ」この曲は、ルネッサンス後期の大作曲家パレストリーナ(伊1525-1594)の代表作。 ルターの宗教改革でドイツ語による「コラール」が生まれ独自の教会音楽が育ってゆくなか、カトリックのミサの言葉が不明..
-
繰返し聞き続ける古楽(4)-23アントニオ・デ・カベソン 「ディファレンシアス」「 ティエント」アントニオ・デ・カベソン(西1510-1566 Antonio de Cabezon)は、モラレスなどとともにイベリア半島の大作曲家の一人。 フェリペ(カール)2世に仕えた盲目の宮廷音楽家でオルガン..
-
繰返し聞き続ける古楽(4)-22トーマス・タリス 「4声のミサ」、モテット、アンセムトーマス・タリス(英1505-1585)は、「エレミア哀歌」で有名であるが 「4声のミサ」や数々の「モテット」、「アンセム」「ミサ」が聞き応えある。 バード(英1543-1623)とともに、エリザベ..
-
繰返し聞き続ける古楽(4)-21トーマス・タリス 「エレミア哀歌」トーマス・タリス(英1505-1585)の「エレミア哀歌」は、ルネッサンス時代の英国における宗教曲の中でバードのミサ曲(3声、4声、5声)とともに特に美しいものとしてと知られる。 「エレミア哀歌」は..
-
繰返し聞き続ける古楽(4)-20モラレス モテトゥス「より良き生活のうちに」「羊飼いたちよ、語れ」クリストバル・デ・モラレス(西1500-1553)は、モテトゥスにおいて素晴らしい曲が多い。 すべてに劇的な表現力と抑制の調和が実現されている。なかでも、「より良き生活のうちに」「羊飼いたちよ、語れ..