記事「宗教」 の 検索結果 7937 件
-
古楽の魅力(30) W.バード コンソートソング(清らかな英国半島)W.バード(英1543-1623)は、ミサの名曲があるが、コンソート・ソングの作曲者としても素晴らしい。 コンソート・ソングというのは、ヴィオールの合奏(コンソート)の伴奏を持つ独唱、または2重唱の..
-
古楽の魅力(29)コヴェントリ・キャロル 「ラリ ルラ、小さき子よ」コヴェントリ・キャロルとは、16世紀の英国のコヴェントリで歌われてきたクリスマスキャロルで、「ラリ ルラ、小さき子よ(July,july thou little tiny child)」は作者不明、「..
-
古楽の魅力(28) ロバート ホワイト 「エレミア哀歌」ロバート ホワイト(英1538-1574)は、トーマス・タリス(英1505-1585)より少し後の作曲家で、ヘンリ8世からエリザベス1世に変わる、丁度、宗教改革によってカトリックからプロテスタントのス..
-
古楽の魅力(27)ラッスス 「レクイエム(5声)」ラッスス(フランドル1532-1594)のレクイエムも素晴らしい。 ラッススのポリフォニーには、ナチュラルな美しさがある。 湧き出る泉の音をいつまでも聞いているような魅力がある。「レクイエム(5声..
-
古楽の魅力(26)ラッスス 「音楽は神の贈り物」他ラッスス(フランドル1532-1594)は、パレストリーナとともにルネッサンス・ポリフォニーの完成者といわれる人である。 「音楽は神の贈り物」は6声部のモテトゥスであるが、ポリフォニーに深みがあり、..
-
古楽の魅力(25)パレストリーナ モテット「鹿が谷川を慕うごとく」「バビロン川のほとり」パレストリーナ(伊1525-1594)の代表的なモテット。 詩篇42、詩篇137に基づくものであるが、バビロンの捕囚など、イスラエルが破壊され、旧約の神に見放されてしまう絶望の時期の詩である。敵を倒..
-
古楽の魅力(24)パレストリーナ「教皇マルチェルスのミサ」この曲は、ルネッサンス後期の大作曲家パレストリーナ(伊1525-1594)の代表作。 ルターの宗教改革でドイツ語による「コラール」が生まれ独自の教会音楽が育ってゆくなか、カトリックのミサの言葉が不明..
-
古楽の魅力(23)アントニオ・デ・カベソン 「ディファレンシアス」「 ティエント」アントニオ・デ・カベソン(西1510-1566 Antonio de Cabezon)は、モラレスなどとともにイベリア半島の大作曲家の一人。 フェリペ(カール)2世に仕えた盲目の宮廷音楽家でオルガ..
-
古楽の魅力(22)トーマス・タリス 「4声のミサ」、モテット、アンセムトーマス・タリス(英1505-1585)は、「エレミア哀歌」で有名であるが 「4声のミサ」や数々の「モテット」、「アンセム」「ミサ」が聞き応えある。 バード(英1543-1623)とともに、エリザベ..
-
古楽の魅力(21) トーマス・タリス 「エレミア哀歌」マス・タリス(英1505-1585)の「エレミア哀歌」は、ルネッサンス時代の英国における宗教曲の中でバードのミサ曲(3声、4声、5声)とともに特に美しいものとしてと知られる。 「エレミア哀歌」は旧約..
-
古楽の魅力(20)モラレス モテトゥス「より良き生活のうちに」「羊飼いたちよ、語れ」クリストバル・デ・モラレス(西1500-1553)は、モテトゥスにおいて素晴らしい曲が多い。 すべてに劇的な表現力と抑制の調和が実現されている。なかでも、「より良き生活のうちに」「羊飼いたちよ、語れ..
-
古楽の魅力(19)ジャヌカン シャンソン「狩の歌」「鳥の歌」「女のおしゃべり」クレマン・ジャヌカン(仏1485-1558)はフランスの世俗歌謡シャンソンの作曲家であるが、言葉に鳥や動物の擬音や擬態語を取り入れるとともに、市民の日常生活を描写した歌を作り出していて、その独特..