記事「宮本輝」 の 検索結果 192 件
-
ずっしり長編宮本輝『田園発港行き自転車』(上・)読了。 ずっしりとハードカバーの長編。面白いし、やはりいつも悪い人は出てこない。が、ちょっと長編すぎるのか、なんだか登場人物が多すぎて、あまり感情移入..
-
静かな怒り宮本輝『草原の椅子(上・下)』読了。 長編。いつになく、作者が日本に対して怒っている。静かなストーリー展開で、老いも若きも、それぞれ成長し、生きていくというテーマのなかに、何かたぎるもの..
-
ちょっと異色宮本輝『人間の幸福』読了。 一番最初に殺人事件が起こるという、この作者にはなんだか異色の始まり方をする長編小説。一つのマンションに住む人々を巡る人間模様なのだが……一つ一つのエピソードは..
-
可愛いシリーズ矢崎存美『キッチンぶたぶた』読了。 なんか、かわいいな、これ。「ぶたぶたシリーズ」はけっこうたくさんあるみたいなので、追っかけて読んでみようかしら。 宮本輝『命の器』読了。 ..
-
究極の……家田荘子『極道の妻たち』読了。 昔読んだ本を、資料として使うために再度借りたのが、結局資料としてはきちんと使えませんでした。が、悔しいからもういっぺん読んでみた。 避難を怖れずに言うと、究極..
-
悔いなし宮本輝『月光の東』読了。 長編だが、またも「読んだかなあ」という不安。でも、この作家の作品は、面白いのであまり悔いなし。他人の立場から一人の人間のキャラクターを浮き彫りにしていくという手法は..
-
「泥の河」宮本輝著表題作と「蛍川」が収められた、著者の最初の本である。 昭和30年の大阪が舞台の「泥の河」が自分はかなり好きで、何度か読み返している一篇だが、それは必ずしも自分の実体験を小説で追体験するというも..
-
日本文学100年の名作 第8巻 薄情くじら(池内紀・川本三郎・松田哲夫)「生きてるのよね、私たち」 (p423) (夏草) 新潮文庫創刊100年記念の中短編アンソロジー全集第8巻。1984年から93年に発表された14篇を収録。収録作は、 深沢七郎「極楽まくらおとし..
-
宮本輝宮本輝(みやもとてる、1947年(昭和22年)3月6日-)は、日本の小説家。本名は宮本正仁。兵庫県神戸市に生まれる。後、愛媛県、大阪府、富山県に転居。関西大倉中学校・高等学校、追手門学院大学文学部卒業..
-
第39回 すずらん「お家」読書会第39 回 すずらん「お家」読書会 2020年4月15日(水) 参加者 あさみさん 河さん みほこ 今月は、初の試み「お家読書会」でした。画面越しでおしゃべり。 それぞれ家族がちょこ..
-
真夏の犬宮本輝 著 カバーイラスト agoera 人気ブログランキング <内容> 「真夏の犬」「暑い道」「駅」「ホット・コーラ」「階段」「力道山の弟」「チョコレートを盗め」「赤ん坊はいつ来るか」「香炉..
-
でも、なんとかなるもんだよまた小説家の宮本輝氏を読み返しています。今度は1994年というから平成6年の「朝の歓び」(講談社)という長編。その中で主人公の江波良介という男は、45年を生きてきた実感を次のように述べています。 ..