記事「寄席」 の 検索結果 991 件
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第582回紀伊國屋寄席 渋い人情と愛情~説得力のある『不幸者』(圓窓)6月12日(水)18時30分~は、第582回紀伊國屋寄席。当日券もあるがほぼ満席。 中堅どころが揃う落語会で、それぞれの噺もトリで語られるべきもの。しかし、やはりトリの圓窓師匠の『不幸者』は圧巻..
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立ち見も出る名人会 マクラもたっぷりの『やかんなめ』(小三治)6月5日(水)18時~の国立演芸場は、第364回国立名人会で、トリは小三治。満員御礼である。3人ほどの立ち見あり。この予約、連れがいてもバラバラの席という人が目立つ。 菊千代師匠の『鼓ケ滝..
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盛大な拍手で『人情八百屋』(談修)、絶妙の『猫の皿』(志の輔)4月27日(土)国立演芸場は、立川流の真打披露公演の中日、トリは談修、中トリは志の輔である。満員御礼は、寄席ではお目に掛からないこのグループの人気、そして志の輔人気だろう。 全体としてき..
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新作で勝負『雨のち晴れ』(枝太郎)、持ち味『擬宝珠』(文治)、名人芸『鰍沢』(歌丸)4月19日(金)の国立演芸場4月中席夜の部、今回も引き続き、主任は桂歌丸師匠、演目は前半とは異なり『鰍沢』である。 枝太郎師匠、毎日異なった演目を演じているようだが、今回は初日の『不動..
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淡々と『七度狐』(花助)、深みのある『時そば』(鯉昇)、名人『中村仲蔵』(歌丸)国立演芸場の4月中席の主任は恒例の歌丸師匠。11日はその初日である。 花助の『七度狐』は淡々と演じるが、味がある。枝太郎師匠の『不動坊』どこか平板、もともと得意とする噺のはずだが・・・?上..
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残り1時間で楽しむ寄席の夜席(新宿末廣亭3月下席夜の部)8時前、入り口は閉鎖され、御用の方はどうぞという状況。帳場は今日の日銭の計算だが、そこを押し入って入る。本来なら8時半に主任が登場というわけだが、閑散期の寄席は、あまり元気はない。 ..
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5回目の《圓朝に挑む!》玄人受けの『にゅう』(こみち)、納得『因果塚の由来』(圓太郎)第5回目になる国立演芸場の企画公演《圓朝に挑む!》、毎年、聴いているが、今回は、玄人はだしの演目となったようだ。そのせいか、また演者が若手のせいか、満員御礼とはいかないが、9割以上の入りは確保。 ..
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『花見の仇討』(雲助)、『明烏』(花緑)、『猫の災難』(市馬)に並んで光る『百川』(文菊)3月18日(月)の第579回紀伊國屋寄席はもったいないような布陣だが、当日券はまだあった模様。 ベテランの中にあって、若手真打ち文菊師匠の『百川』はお見事。秋田の西馬音..
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好感の『小間物屋政談』(遊馬)、なかなかの語り口『ねずみ穴』(王楽)~第106回花形演芸会3月9日(土)午後6時からの国立演芸場は、第106回花形演芸会である。好みの演目が並び、ゲストが花緑ということなので、行って観た。満員御礼の札はぶらさがっていなかったが、ほぼ満席。 馬るこ..
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上方若手落語会 人気の若手揃いの迫力2月23日(土)午後5時からの上方若手落語会である。満員御礼。注目の落語家揃いでなかなかの迫力。 笑福亭たまは、小噺を連発し、この人ならではの作品で受ける。『花ねじ』は新作のようだ。 トリの..
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第578回紀伊國屋寄席 正雀が本格派の『稽古屋』、芝居噺の『鰍沢』2月20日(水)は第578回紀伊國屋寄席。9割程度の入り。 ここの前座は名乗りをしない。名乗りをしても良いのではと思うのだが・・・ 落語に入ると、『やかんなめ』『花筏』はそれなりに味わ..
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大喜利の鹿芝居 人気の公演だが落語は短め国立演芸場2月中席は金原亭一門による恒例の鹿芝居。2月16日(土)は、団体客もあり、大入り満員。落語の時間は短く、客は、むしろ大喜利を楽しんでいたというところだろう。古今亭菊春、金原亭世之介の二..