記事「巫女」 の 検索結果 516 件
-
ゾンビーズ 巫女巫女ナース思わず見入ってしまった 見事なもんです
-
塗装済み完成品 1/8 シャイニング・ティアーズ マオ 、 リュウナ塗装済み完成品 1/8 シャイニング・ティアーズ マオ セガの人気RPGゲーム『シャイニング・ティアーズ』より、エルウィン、ブランネージュに続き、くのいちらしく引き締まったボディラ..
-
XVお昼を済ませてから義弟の運転で恐山に向かった。私は助手席を選んだ。 地蔵尊が祀られている恐山は、慈覚大師円仁が唐の時代の中国で修行中のある夜、『京都の東方旅程三十日余の地にある霊山にて仏道を..
-
XIV手術直後、まだ灯ったままの無影灯のもと、死線を越えたという実感を私に生じさせたのは幻覚のなかで私を救った亡兄だ。私はこのことを、自分の心のなかに生きている生前の兄の情念が働いたものと解釈してきた。 ..
-
XIII朝。寝て起きたその部屋が大湊であることのわきまえが、私にはすぐにはつかなかった。 それは、私の霊媒観では蛮族にしか神秘たりえないはずの非合理な口寄せの怪による前夜来の驚きで、たわいもなく肝を..
-
XIIいったいこれはどう思えばいいのか。 『…ついて来るではない。山を下りて帰ることぞ。…』 いましがた披露された恐山の霊験やイタコの秘法を、その時点では、土地の名産の自慢話にオトナらしく相槌..
-
II暑い日だった。 梅雨が明け、すっかり夏型の気圧配置となった東京は、午前十一時で既に三十度を超え、つぎつぎと走り過ぎてゆく車がプラタナスの木陰を熱風の渦であおりたてていた。 昭和五十九年..
-
III入院から手術までの間、一度は一般病室に移ったが発作がひどく、またCCUに戻され、私には、もう日にちの経過や昼夜の区別がつかなくなっていた。 ただ、そんな中、私は病苦とは繋がらない奇妙な夢をよ..
-
IV私が歩き出そうとすると消えてしまう奇妙な感覚の中のその情景は毎回同じで、我に返ってもすぐには忘れられない。だから、その記憶も次第にはっきりとしたものになってゆく。 しかし、これはあくまでも病..
-
V私はいつもの荒れ果てて寒々とした山道を登りはじめてみた。 ところがどうだろう、幻覚はいつもと違って途絶えないばかりか、私のハダシの足の裏に幻影であるはずの山道の、その地面の尖った石粒がくい込..
-
VIそのときだ。頂上から私に怒鳴りつけるような声。 見上げて眼をこらしてみると、それは思いもよらぬ私の兄ではないか。亡くなって既に十年は経つ二番目の兄なのだ。その次兄が大岩から私を逃がそうとして..
-
VII秋の早い年だった。 九月の下旬には庭の金木犀が無数の蕾をつけていた。 慶応での手術から四日目には榊原へ戻り、その八月の末には榊原からも退院できるという異例の快復ぶりには主治医も驚いてい..