記事「徒然草」 の 検索結果 167 件
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九月二十日のころ(徒然草)9月20日というと『徒然草』の一章を思い出します。 「九月廿日(ながつきはつか)のころ、ある人にさそはれたてまつりて、明くるまで月見ありく事侍りしに、おぼしいづる所ありて、あないせさせて入り給ひぬ。..
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美味しいものほど体に悪い「体に悪い」の表現は語弊があるけれど、私が好んで食べるものに限って、飽和脂肪酸が多かったり、血糖値が上昇したりと、栄養バランスが偏って健康に支障をきたすものばかり。 年が明けてもこの三日間、..
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怨み晴らさで置くべきか表通りを避けて、車の通らない道を歩いていた。 前方を見て、何となく嫌な予感がした。 今さらこんなベタな話で恐縮だが、前からママチャリに乗った若い女性が、ながらスマホで片手運転接近中。 ..
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寸陰惜しむ人なし昼食にたぬき蕎麦をすすっていると、「ああこれ、年越し蕎麦なんだなあ」と、改めて思う。 何だかほぼ三か月周期で大晦日を迎えるような感覚で、歳を取ると、それほど一年が短く感じられるのだが、こんな..
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家のつくりやうは夏をむねとすべし午前中の驟雨が昼には上がり、蒸し暑くなった。 そして夕方には強烈な西日が射し、耐え難い一日だった。 家へ戻れば熱を溜め込んだ部屋が待っている。 誰もいない留守の間、家は死んでいるというが..
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所有欲という名の魔物他人様にはまったく関心のないことだろうが、我が家の間取りは3LDKである。 暮らし始めた当時はずいぶん広いと喜び、ゆったりと暮らしていた。 それがいつの間にか2部屋は物置と化し、ダイニング..
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心を広く持てれば2015年が明けました。 年末の紅白歌合戦。 美輪さんを見逃したくないので 中盤からずっと、見るとはなしに見ていました。 戦争反対のメッセージを込めた曲がいくつかありました。 日本を..
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仏には人がなる 徒然草にも徒然草第243段。最終段です。 八つになりし年、父に問ひていはく、「仏は如何なる物にか候ふらん」といふ。 父がいはく、「仏には人のなりたるなり」と。 また問ふ、「人は何として仏にはなり候ふや..
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「徒然草」最終段と紀元前500年徒然草の最後の段は、兼好法師が八歳のとき、「父」と問答したエピソードです。 「八つになりし年、父に問ひていはく……」で始まる段です。 現代語にするとこんな問答。 兼好 「仏とはいかなるも..
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芭蕉の「無智無分別」は最上人格に対する褒め言葉芭蕉にとって「無智無分別」は最上の人格を表す言葉である。兼好法師も「才能は煩悩の増長せるなり」と述べている。遠く老荘の流れを汲んで、日本には、客観思考を「愚」とみなす伝統があった。客観思考は「利己」に..
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兼好法師の「心」観「先人」とは、昔の人であると同時に、常に私たちの行く先を歩む人でもある。行く先の示唆をくださるありがたい方々。そんな偉大な「先人」の一人である兼好法師は、懐疑精神=合理精神=批判精神の持ち主であった。..
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友とするに・・・NHKの「100分で名著」。 今月は『徒然草』。 元徳2年(1330年)の夏から翌年の秋にかけて、吉田兼好によって書かれた随筆だと考えられています。 つれづれなるままに、日暮らし、す..