記事「教育」 の 検索結果 18308 件
-
学校で習ったことをすべて忘れた後に教育の究極の目的は、人間をつくることである、と私は考えています。そして、その”人間”にとって大事なのは、知性をみがき、知識を豊かにすることはもちろんですが、それ以上に不可欠であるのが、倫理観や徳性をや..
-
本性を読む光もしも私どもが、あまりにも長いあいだ目を貸してきたこの古い利己主義と名誉心の年代記でなく、私どもの心の奥の、広い関連をもつ本性をもっと忠実に表現したいならば、私どもは歴史をもっと広く、もっと深く、―..
-
真理の告白進歩している人は文学のなかに――すべての歴史同様すべての寓話のなかに――どれほど大きな富を持っているかを発見する。詩人は変なありえない場面を描く変わり者ではなく、かの普遍的な人間が詩人のペンによって..
-
詰め込み主義デルボラフ:わが国でも「授業の詰め込み主義」ということが言われており、これは、授業によって全人格ではなく、その小さな一部分、つまり、知性だけが育成されていく、ということを意味しています。あるいは、あな..
-
”法”を悟れば仏陀になれるところで”法”はそれ自体では語りませんから、人々が”法”を知るためには、それを仲介する人を必要とします。ユダヤ教、キリスト教、イスラム教において、予言者が重要な役割を占めているのは、このためである、..
-
ゲーテの讃える躾法池田:倫理・道徳の躾は、先に述べたように、人格の枠組みのなかに組み込まれる必要があります。その枠組みができる時期を、しっかりした躾なしに成長した子どもは、開放的で伸びのびしているという特長はあっても、..
-
苦行と瞑想釈尊は六年間苦行をしましたが、心身を痛めつけ、疲労するのみで、かえって開悟の妨げになるとの結論に達し、これを中止したのでした。このため、一緒に修行していた仲間が、釈尊は堕落したと軽蔑し、そこから..
-
その文化全体の精神とはどんな社会にあっても、その文化全体の精神は、その社会のもっとも強力な支配階級の精神によって決定される。その理由は、強力な支配階級が教育制度、学校、教会、新聞、劇場を支配する力をもち、それによって..
-
世界中の若者の、責任に対する関心デルボラフ:東洋の国々の子どもたちは、事実、たいへん早い時期に自然や宇宙への大いなる開放性と献身を教えられます。これに対し、キリスト教は、またヒューマニズムも同様ですが、人間への正当な配慮をめざすあま..
-
ハイデッガーの存在史的ヒューマニズムデルボラフ:ハイデッガーの存在史的ヒューマニズムは、伝統的ヒューマニズムを批判する過程のなかで、彼が「存在」と呼んでいる神的なものへの帰入を試みます。すなわち、伝統的ヒューマニズムは人間をたんにロゴス..
-
サルトルの実存主義的ヒューマニズムデルボラフ:逆の過ちにおちいっているのが、サルトルの実存主義的ヒューマニズムで、人間の課題性を自然のままの所与性に完全に依存させ、意志の絶対的自己規定、自己創造にゆだねてしまっております。人間の本性を..
-
母親の役割 父親の役割デルボラフ:子どもは母親の愛情を必要としますが、これは、フロムやエリクソンの表現を使えば、「孤立化への不安」を乗り越え、世界への「基本的信頼」を獲得させるという役割を果たします。父親の役割は、逆に子ど..