記事「新書」 の 検索結果 1160 件
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説得力ある中川浩一『総理通訳の外国語勉強法』読了。 外国語大出でもない筆者が、24歳でアラビア語を0からはじめ、4年後には外交交渉の通訳に!(外交官としては当たり前かもしれないが)アラビア語の言語..
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ユートピアの挫折菊池秀明『太平天国――皇帝なき中国の挫折』読了。 キリスト教を教理とした異質の宗教集団、太平天国だが、白蓮教や天地会、三合会等と末路的にはあまり違わないのかも。結局この世の楽園を作るのは..
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好きな世界中村建治『鉄道唱歌の謎』読了。 「謎」というほどではないけれど、知らなかったことがいっぱい。節が二つあったなんて! しかも売れたのは当時無名の新人の作曲! 「♪汽笛一声新橋を……」の後の延..
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子供の災難山野良一『子どもに貧困を押しつける国・日本』読了。 子供がどんな親の元に生まれてくるのかは、賭けのようなものだと昔西原理恵子が何かに書いていたけれど……貧困が連鎖を生み、暴力が連鎖を生ん..
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面白いのとそうでないのと道尾秀介『笑うハーレキン』読了。 うーん、いい話だったんだけれど、これはミステリなのか何なのか。ジャンルに迷う。最後にどんでん返しがあって面白かったけど。 下重暁子『家族という病..
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新たなプレッシャー奥田祥子『男性漂流 男たちは何におびえているか』読了。 別に男らしい男だけがもてはやされる時代ではなくなっているのに、今どきは男性には別のプレッシャーがいろいろとかかっているようで……..
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悲惨としか言いようがない鈴木大介『再貧困女子』読了。 ワーキングプアとかせいぜい『ポトスライム……』くらいの感じかなと思って読み始めたら、それどころではないすさまじい悲惨さだ。最低の仕事しかできず、また精神障害..
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花を思い出す井上ひさし『東慶寺花だより』読了。 映画化もされたが、尊敬する井上先生の最晩年の作品。が、やはりやはりどこまでも軽妙洒脱で、人間愛もありつつ、実は強い女性を若干揶揄してみたりと面白いのだ..
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なるほど、と思ったけど……木下斉『稼ぐまちが地方を変える――誰も言わなかった100の鉄則』読了。 会社主催のセミナーに出るためには、この本の感想文を書いてこい、なんてまた変なミッションがかかったので、読んでみた..
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買うべきだな南條竹則『吾輩は猫画家である ルイス・ウェイン伝』読了。 新書だけれど、ちょいと値が張る。が、これだけかわいい口絵が満載なら、図書館で借りて読んだけれども、そのうちまたニヤニヤ見返す..
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その後の3冊佐々木譲『代官山コールドケース』読了。 いつもながら面白い。警察小説の名手だが、今回の何とも冷静な若い刑事とベテラン女性巡査部長のコンビがいい感じ。女性巡査部長の静かな中にある怒りがまた..
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落ち込む本池上正樹『大人のひきこもり』読了。 読めば読むほど落ち込むというか、どうしたらいいかわからなくなる本。最後には、(きっと)いい意味で開き直った解決方法や現在進められている対策が書かれてい..