記事「新潮文庫」 の 検索結果 302 件
-
かんじき飛脚 山本一力物語のおもしろさに引き込まれ、自分が江戸の街にたたずんでいる気分になれました。 江戸文化も飛脚のことも押し付けがましくなく鄭重に描かれて物語に実写であるかのような現実味を与えています。 飛脚..
-
着物をめぐる物語 林真理子どの着物もこの目で眺め触れてみたいものばかりでそれぞれの話の中表紙を飾っています。 着物を軸に 人間の執着という欲 を描いて人生を見せてくれます。着物の持つ華やかさか故か、話は、いささか辛気臭い..
-
本>文芸 「予告された殺人の記録」 作:G.ガルシア=マルケス「予告された殺人の記録」,作:G.ガルシア=マルケス,新潮文庫です。 町をあげての盛大な婚礼の翌朝、一人の男が切り刻まれて殺された。 殺した男達と、殺された男は、昨夜共に酒を酌み交わし、共に騒いだ..
-
明けましておめでとうございます。遅くなりましたが、新年明けましておめでとうございます。 今年もよろしくお願い致します。 マイブック、2009年の記録、という本?をもらいました。 マイブックの名前の通り、..
-
本>時代・歴史 「冤罪」 作:藤沢周平「冤罪」,作:藤沢周平,新潮文庫です。 藤沢周平の主に藩の下級藩士を描いた短編を集めた時代小説集。 全部で9編の作品が収録されています。 傾向としては、色々で、特に何か共通したテーマがあるという感..
-
本>文芸 「輝ける闇」 作:開高健「輝ける闇」,作:開高健,新潮文庫です。 ベトナム戦争を取材した体験から、同じくベトナムに取材に来ている日本人記者を主人公として、ベトナム戦争というだけでなく、その混沌とした社会状態をも、更に一人の..
-
本>エッセイ 「マンボウ阪神狂時代」 作:北杜夫「マンボウ阪神狂時代」,作:北杜夫,新潮文庫です。 この作家さん、北杜夫さんは、名前はもちろん知っていました。どくとるマンボウのシリーズとか有名ですし。。 しかし今回読んだこの作品が初めてです。 ..
-
お久しぶりですね。。ハンフの編集作業が終了したので更新。 で、今日、新潮文庫のYonda?CLUBで応募してたマグカップが届いた。 カワイイでしょ?これ。 これ貰うのに新潮文庫20冊分の応募..
-
「リセット」北村薫「リセット」北村薫著 新潮文庫 「―かの時に言いそびれたる― 大切の言葉は今も―胸にのこれど」 これも上司からもらった本。 北村薫氏の本は初めて・・だったと思う。 これは北村..
-
本>時代・歴史 「孤島物語」 作:白石一郎「孤島物語」,作:白石一郎,新潮文庫です。 各地の様々な島を舞台にした、7編の小編を集めた作品集。 古本屋で、目に付いて買ったので、古い作品なのかどうか良く分かっていませんが、この作家さんの作品は..
-
いまひとたびの志水辰夫の小説は痛い。必ず読んだ後に、どこかが痛くなる。 それが目の奥であったり、喉の下あたりだったり、脇腹であった りするのだ。 ややハードボイルドがかった語り口調は、決して冷たい感じは ..
-
本>ノンフィクション 「沖縄の本を読んでみました。」今年の7月に沖縄の那覇に珍しく観光旅行に行ってきました。 私は旅行など出張以外ではほとんど無いという人間で、もちろん沖縄へ行ったのも初めてでした。 しかし、結構楽しめましたし、沖縄の歌を集めた、オム..