記事「新潮社」 の 検索結果 730 件
-
戦争と政治に引き裂かれ、「北京」と「台北」に分かれた、ふたつの故宮争と政治に引き裂かれ、「北京」と「台北」に分かれた、ふたつの故宮。同じ名をもつ東洋の二大博物館が、相容れない仲となって約半世紀が経つ。しかしいま、中国と台湾の歩み寄りが、両故宮をにわかに接近させつ..
-
いつから日本人は世界史が“苦手”になったのだろうつから日本人は世界史が“苦手”になったのだろう。“コツ”さえつかめば、世界史ほど面白いものはないのに―。「物語のない歴史は退屈である」「日本人にキリスト教がわからないのは当然」「中世とルネッサンス..
-
頭の悪い日本語 (新潮新書)【小谷野 敦】をつけよう、バカな言葉と暗い道――。 「現内閣の喫緊の命題は、すべからく役不足であること」……こんな文章を書いてしまったら、あとで赤っ恥かきます――。 「私淑」「歴任」といった誤用例から、「上か..
-
KGB退役大佐ポポフには、なぜ世界的医薬企業ホライゾン社代表のブライトリングが、テロ事件の黒幕なのかわからなかったGB退役大佐ポポフには、なぜ世界的医薬企業ホライゾン社代表のブライトリングが、テロ事件の黒幕なのかわからなかった。驚愕すべき陰謀を知り、キャンザス州の同社施設から逃げ出したポポフは、昨日までの宿敵..
-
映画「黒部の太陽」全記録 (新潮文庫)【熊井啓】和43年に公開され三船敏郎、石原裕次郎の競演で空前の大ヒットを記録した傑作「黒部の太陽」。今や伝説となったこの映画の裏側には、壮絶なドラマが隠されていた。五社協定の壁、配給問題、困難を極めたトンネ..
-
信州松代藩――五代目・真田信安のもと、政治の実権を握り放縦な生活に走った原八郎五郎を倒し、窮乏の極にある藩の財政改革に尽力した恩田木工を描く表題作州松代藩――五代目・真田信安のもと、政治の実権を握り放縦な生活に走った原八郎五郎を倒し、窮乏の極にある藩の財政改革に尽力した恩田木工を描く表題作。関ケ原の戦い以来、父昌幸、弟幸村と敵対する宿命を担..
-
目覚めればそこに死体覚めればそこに死体。LAPDの警官の群れ。顔見知りの刑事。んで―おいおいオレが逮捕なの?60年代も終わった直後、街にサーフ・ロックが鳴り響くなか、ロスのラリッ放し私立探偵ドックが巻き込まれた殺人事..
-
我知らず、恋の奴(やっこ)―奴隷―になってしまった万葉の名歌に秘められたドラマ知らず、恋の奴(やっこ)―奴隷―になってしまった万葉の名歌に秘められたドラマ。いつかは都へ帰る人――。赴任先の現地妻を自認していた遊行女婦が、かりそめの恋の終わりに流した涙。若き日の穂積皇子と異母..
-
どうしていつもうまくいかないのかうしていつもうまくいかないのか? 叶わぬ愛をめぐる9つの切ない物語集。『オスカー・ワオの短く凄まじい人生』の著者の最新作。...続きは本文で【 著者 】 ジュノ・ディアス【 評価 】 5.0立ち読..
-
恋愛小説の名手が怪談の名作に挑み、ついに誕生した究極のエロス愛小説の名手が怪談の名作に挑み、ついに誕生した究極のエロス!女の答えはすべて、ホトにございます――美しく艶めかしい奇譚集。...続きは本文で【 著者 】 唯川 恵【 評価 】 3.8立ち読みはこち..
-
叔父は文字だ父は文字だ。文字通り。文章自動生成プログラムの開発で莫大な富を得たらしい叔父から、大学生の姪に次々届く不思議な手紙。それは肉筆だけでなく、文字を刻んだ磁石やタイプボール、DNA配列として現れた――..
-
石に泳ぐ魚 (新潮文庫)【柳美里】馬に狂った父親。次々と男をとりかえる母親。危うい家族の風景の中に、劇作家、秀香の孤独は屹立していた。韓国での会見では仲介者の裏切りに遭い、日本の演出家は彼女の作品を踏みにじる。「柿の木の男」の温も..