記事「日経新聞」 の 検索結果 2587 件
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『ワカタケル』(139&140)即位と統治 19&20 筑紫から船を出してそのまま北に進めば対馬すなわち津のある島を経て任那に行き着く。 任那から西へ舳先を向けて岸沿いに行くと、やがて北への海路が開け、百済に至る。 ..
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『ワカタケル』(135~138)即位と統治 15~18 「人も知るごとく、吾は多くの一族の祖先である」 「よく承知しております」 「しかして吾が子孫たちは秦、巨勢、蘇我、平群、紀、葛城、などに分かれた」 「御栄え..
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『ワカタケル』(132~134)即位と統治 12~14 葛城山に行こうと思い立った。 彼の地は葛城氏が治めている。 葛城氏は今も力を保っている。 その様を見たいと思ったのだが、大王として国見に行くとすると葛城一統..
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『ワカタケル』(126~128)即位と統治 6~10 数日後、ヤマセ(山背)とミカリ(御狩)に兵二十名ほどを付けて河内に遣った。 翌日、二人はワカクサカ(若日下)を警護して戻った。 新しい朝倉宮ではなく初瀬の宮..
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『ワカタケル』(129~131)即位と統治 9~11 「かくして我は大王となった」と大后に夜の寝所で言った。 「まこと、大王の座に就かれましたね」 「よく大后を得たことが何より嬉しい。多く子を生して子々孫々を増やして..
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『ワカタケル』(121~125)即位と統治 1~5 初瀬から遠くない朝倉に新しい都城の造営が始まった。 我を大王と仰ぐと決めた豪族たちが互いに争うように資材と労力を供した。 朝倉宮の絵図はもっぱら東漢氏が描いた。..
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『ワカタケル』(118~120)暗殺と求婚 38~40 「では以降この犬はこちらを主と仰ぐことになる」 「はい、まこと嬉しく存じます。いつもそばに置きましょう」 帰路に就く。 なぜ何一つためらうことなくあれを..
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『ワカタケル』(114~117)暗殺と求婚 34~37 ワカクサカ(若日下)の館はつつましいものだった。 老いた賢げな女が出てきて深く頭を下げた。 「お待ちしておりました」 やがて二名の侍女に付き添われて姫が..
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『ワカタケル』(111~暗殺と求婚 31~33 山の上から志紀の里を見下ろすと、田と畑と木立の中にずいぶん立派な屋敷が見えた。 屋敷の棟に数本の鰹木が設えてある。 棟の向きに縦に置く鰹木は本来ならば大王の..
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『ワカタケル』(108~110)暗殺と求婚 28~30 「しかし、大后にふさわしい姫であるか? 美しいか?」 「美しいか否か、それだけを物差しに女を選んではいけません。ホノニニギ(番能邇邇芸)の故事を思い出してくださ..
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『ワカタケル』(105~107)暗殺と求婚 25~27 「カラヒメにとりわけの心配りをするとして、その対価は?」 「儂の叡智だ」 「はあ」 「多くの豪族たちとの取引や対決、后を通じての血縁の創設と維持と強化、..
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『ワカタケル』(102~104)暗殺と求婚 22~24 「大王がいきなり亡くなった。神はさらに大后であるオキナガタラシヒメ(息長帯比売)の胎に子があると言った。それでも西の国を討つことは止めるわけにはいかない。大后は軍勢..