記事「映画」 の 検索結果 220618 件
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矜持と罪の意識のはざまで~映画「グラン・トリノ」矜持と罪の意識のはざまで~映画「グラン・トリノ」 クリント・イーストウッド監督・主演の「グラン・トリノ」をDVDで見直した。昨年公開されたが、クリント・イーストウッド演じる元米軍人がなぜ結末のような行..
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これは「地獄の季節」だ~映画「ハート・ロッカー」これは「地獄の季節」だ~映画「ハート・ロッカー」 <ああ、肺が焼ける。こめかみが鳴る> まぎれもない。これはランボー「地獄の季節」の映画版だ。 始まると同時に、観客をバグダッドの最前線に投げ込む。その..
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日常に潜む<戦争>の傷~映画「愛を読む人」日常に潜む<戦争>の傷~映画「愛を読む人」 内田樹の「日本辺境論」に難読症のことが出てくる。普通の知的能力を持ちながら、書かれた文字が読めない。読めても意味が理解できない。英語圏に多いという。日本では..
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危うくて心地いい関係~映画「パレード」危うくて心地いい関係~映画「パレード」 さすが、精神科医は分析が違う。五輪の国母問題で隔靴掻痒、うまくいい切れなかったことをずばり言い当てている。3月4日付朝日新聞「私の視点」への斎藤環の寄稿。要する..
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ワイダ監督の心に潜むナイフの切っ先~映画「カティンの森」ワイダの心に潜むナイフの切っ先~映画「カティンの森」 「灰とダイヤモンド」をアンジェイ・ワイダ監督が映画化したのは1958年。彼は30代前半だった。ポーランド労働者党幹部暗殺を企てる若きテロリストの、..
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甘美な時は過ぎて・逃走とサバイバル~映画「ゴールデンスランバー」甘美な時は過ぎて・逃走とサバイバル~映画「ゴールデンスランバー」 ベストセラー(伊坂幸太郎原作)の映画化だから、ストーリーは知られている。くどくどと説明する必要はないだろう。一人の善良な市民が突然、首..
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モーガン・フリーマンありき~映画「インビクタス 負けざるものたち」モーガン・フリーマンありき~映画「インビクタス 負けざるものたち」 南ア大統領のネルソン・マンデラを演じるモーガン・フリーマンが素晴らしい。この映画は監督のクリント・イーストウッドでもなく、ましてやマ..
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とにかく薬師丸がいい~映画「今度は愛妻家」とにかく薬師丸がいい~映画「今度は愛妻家」 優しさはうっとうしい。優しさを前面に出すとベタな関係になってやりきれない。だから仮面をかぶりたくなる。何枚も。その仮面を一枚ずつはがしていく。まるでラッキョ..
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寓意なき映像美~「アバター」寓意なき映像美~「アバター」 「アバター」がなかなかの人気らしい。「タイタニック」以来のキャメロン監督。10数年ぶりの映画だろう。とにかく、この人は観客を喜ばせる映像を作るのがうまい。その結果、世界で..
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やっぱりタランティーノは天才、かな?~映画「イングロリアス・バスターズ」やっぱりタランティーノは天才、かな?~映画「イングロリアス・バスターズ」 A)では、今回はクエンティン・タランティーノ監督の「イングロリアス・バスターズ」。1976年のイタリア映画「地獄のバスターズ」..
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中途半端なハードボイルド~映画「笑う警官」中途半端なハードボイルド~映画「笑う警官」 角川春樹にとって12年ぶり、「時をかける少女」以来の監督作品という。長いブランクの間に変わったのだろうか。見終わった感想は「やっぱりね」。角川はメガホンを置..
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「組織」と「個」をめぐる紙芝居~映画「沈まぬ太陽」「組織」と「個」をめぐる紙芝居~映画「沈まぬ太陽」 映画としての出来をあれこれ言うのは難しい。主演の渡辺謙が言っているように「真ん中直球」だからだ。あそこでカーブを混ぜるべきだったとか、シュートでのけ..