記事「昭和」 の 検索結果 4618 件
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書話§『甦る昭和脇役名画館』鹿島茂鹿島茂“大”先生の著書百冊記念は、この傑作である。それこそ東映 任侠映画から日活ロマンポルノに至るまで、いわゆるB級映画も何の そのと、ひたすら鑑賞を繰り返して達した境地が、ピカリと輝く…… ..
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悼話§森繁久彌さん(役者)東宝の特撮怪獣映画と併映されていた作品に『社長シリーズ』なるも のがあって、その社長を演じていたのが森繁久彌だった。それが最初 の出会い。 次に出会ったのは、ホームドラマの『七人の孫』の爺さ..
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饒話§三島由紀夫三十九年・・・今年は暦の巡り合わせで11月25日が水曜日となり、1970年と同じ並び になったのである。 三島由紀夫が市ヶ谷の高台で命を落として、まもなく39年が経とうと している。その当時、彼の著作を一..
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甘話§飯田橋“ペコちゃん焼”祝40周年ペコちゃん焼 飯田橋駅から神楽坂を上がってすぐ右に不二家がある。そこで焼かれ ている今川焼きというか人形焼というか……。40年だそうである。 最初から飯田橋の店だけで焼かれて売られている..
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悼話§加藤和彦さん(フォークル)ザ・フォーク・クルセダーズの加藤和彦が死んだ。自殺だとは……。 今の時点では言葉が見つからないでいる。 《昭和のトピックス一覧》
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華話§台北悠遊[13]パラレルワールド[承前] 信義路周辺の近代的なビル群から、一気に龍山寺に行ってしまった。 気分は完全にタイムワープで、強烈な体験だったと言える。東京だっ たらどうなのかというならば、新宿西口の高層ビル群から..
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華話§台北悠遊[10]龍山寺界隈散策<上>[承前] というわけで表に出ると暑い。冷房でビルの中は涼しいというよりは 寒いという……年寄りにははなはだ不健康な環境の中を市政府站から MRTに乗る。乗り換え無しで目指すは台北最古の寺とい..
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洒話§オックスフォードのボタンダウンそういえばスーツを着る機会は少なくて、もっぱらブレザーだとか替 上着で済ませている。 ブレザーに合わせるシャツは当然というか、アメリカン・トラッドの ボタンダウンである。それも番手数が大きい..
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童話§鰻釣り~大通りを一人で渡る~オンボロ実家が建っていた町内は、中央に大通りが通っていて2つに 分かれていた。通りの東側と西側は小学校の学区も違っていたのだ。 大通りには頻繁にバスが走っていた。田舎道ではあったが、保育園あ ..
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硝話§ガラス~原っぱの草野球~それこそ三角ベースだろうが何だろうが、猫の額ほどの広場があれば バットがなければ棒切れ、それにゴムボール一個で“野球ごっこ”を していた。 20m四方もないようなところでボールを引っぱたいて..
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書話§『ハイスクール1968年』我々の2学年上である比較文学者の四方田犬彦が書いた『ハイスクー ル1968年』を読んだ。これまた同居人の推薦図書。 いささか乱暴な読後感としては“シリアス”な『どくとるマンボウ青 春記』とい..
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石話§田舎のビル屋上のビアガーデンで1960年代後半のこと。実家のあった田舎町には一軒の小さい“デパー ト”が営業していた。木床には油がしみ込んでいて、独特な匂いが漂 っていたという記憶がある。 そのデパートが撤退しつつ、大通..