記事「月村了衛」 の 検索結果 77 件
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【読書日記14/15’】機龍警察〔完全版〕@月村了衛月村了衛著「機龍警察〔完全版〕」を読了。 久々、日本SFで面白い作品に出会いました。 至近未来警察小説という発想もいい。 映像ではバトルレイパー、攻殻機動隊の世界観ですかね。 機甲兵装..
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『機龍警察 白骨街道』(月村了衛)―――― 「けれど真っ当な国家が警察官にそんな命令を与えるなんて」 悲痛とも言える鈴石主任の抵抗は、新鮮な感慨とも言うべきものを夏川にもたらした。組織と科学の論理に忠実と見えた鈴石主任が、論理を..
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『機龍警察 狼眼殺手』(月村了衛)―――― 「諸君もかねがね不審に感じてきたことと思うが、警視庁特捜部は一般はもちろんのこと、警察内部にも公表できない多くの機密を抱えている。そのいくつかを、今から諸君に明かす」 すべての前置きを..
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『槐(エンジュ)』(月村了衛)-------- 自分を殺そうとしている相手との戦い、すなわち正真正銘の実戦など、今まで想像したこともなかった。中学生の自分が、まさか大人を相手に命懸けで戦うことになろうとは。(中略)まさに、実戦。..
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『機龍警察〔完全版〕』(月村了衛)-------- 屈辱や汚名を雪ぐため、己の罪を贖うため、あるいは自身の有用性を証明するため、彼らは闘争に身を投じる。そこに生じる感情の力学が冒険小説という物語を駆動させる。読む者を昂奮させる。(..
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『機龍警察 火宅』(月村了衛)-------- 「さあな、それこそ特捜部最大の謎なんじゃないか」 「ウチには〈最大の謎〉が一体いくつあるんだよ」 -------- Kindle版No.2068 戦闘メカアクションと..
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『書き下ろし日本SFコレクション NOVA+ バベル』(大森望:編、月村了衛、宮内悠介)-------- 焼肉屋・大将で思いついた日本SF大賞特別賞受賞記念企画だから、タイトルは『日本SF大将』で----とか冗談を飛ばしていたら、河出書房新社の担当編集者・伊藤靖氏がほんとにその仮題で..
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『土漠の花』(月村了衛)-------- 通信手段はすべて奪われている。敵の急襲に連絡する暇さえなかった。真相は闇の中だ。相手は全部計算の上でこの国際的暴挙を実行したのだ。 --------(中略) 武器は残弾数九の..
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『短篇ベストコレクション 現代の小説2014』(日本文藝家協会、宮内悠介、月村了衛、万城目学)2013年に小説誌に掲載された短篇から、日本文藝家協会が選んだ傑作を収録したアンソロジー。いわゆる中間小説を軸に、歴史小説からSFまで幅広く収録されています。文庫版(徳間書店)出版は、2014年06..
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『機龍警察 未亡旅団』(月村了衛)「彼女達が常軌を逸した覚悟で以て犯行を企図していることが分かる。それ以上の覚悟で捜査に当たらねば、我々はおそらく彼女達に敗北するだろう」(単行本p.26) 未成年者による自爆攻撃という恐るべ..
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『コルトM1851 残月』(月村了衛)「憎しみを込めて撃て。憎しみのない弾など当たりはしない。当たらなければ己が殺られる。殺られたくなければ憎め。お前なら憎める。敵を、人を、世の中のすべてを」(単行本p.62) 『機龍警察』シリ..
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『黒警』(月村了衛)「俺達は最初の黒社会になろう。本来の意味の黒社会。真の<黒>だ。(中略)俺はあんたの身許を誰にも明かさない。紹介もしない。仲間や手下にも。あんたは俺だけが知る、警察の中の『黒色分子』だ」(単行本p...