記事「東日本大震災」 の 検索結果 11567 件
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岩を穿つ一滴の水のように被害者なのに、世間からの疎外感を持つ人々がいた。 災害や暴力や差別だけが人を傷つけるのではない。 時には優しさも人を傷つけることがあることを思い知らされたのも、この人々の存在あってのことだった..
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個人が背負うには限界がある東北から懐かしい顔の三人がやって来た。 サプライズ嫌いの私を気遣い、友人も前もって「この日を空けておくように」と連絡が入っていたので、楽しみにして当日を迎えた。 こちらも三人。 合わせて..
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三十一文字の慟哭この二年間が長いと感じるのは、まったく進まない除染と遅い復興のせいであって、その反面、短いと感じるのは、あの日から時間は止まっているのに体だけは動いている感覚が続いているからか。 去年同様、宮城..
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光と影雪道を走りながら、前日の光景を思い出していた。 前乗りして11日の追悼式に参列した。 誰もが特別な想いを持ち、厳かな気持ちを抱えて、静かに一年前の「あの瞬間」を待っている中で、忙しく動き回..
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文字のチカラ赤信号で停まるとすぐに大きな横揺れが来て、思わずブレーキペダルを力いっぱい踏んでサイドブレーキを引き、ハンドルを握りしめて揺れに耐えた。 ビルの看板も激しく揺れているのを見て、地震なんだと気がつ..
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辺見庸 「瓦礫の中から言葉を」辺見庸といえば芥川賞の「自動起床装置」と講談社ノンフィクション賞の「もの食う人びと」の二冊しか読んだことがなかったが、昨年四月、Eテレ「こころの時代」を見て、その時の番組タイトルである「瓦礫の..
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だんだん無口になる天気予報があやしいので、スタッドレスを履いたレンタカーを借りて出発した。 12月1日、今日から東北の高速が全車無料になるというので、ならばレンタカー代などの出費もあったことだし、白河まで下道..
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じゃ、また来月ね那須高原辺りを走っている時は、 「ここら辺、放射性物質のホットスポットになってるらしいよ」 の声もあったが、 「いいんじゃない、別に」 「細かいこと考えてたら、今の日本、どこも暮らすとこな..
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私が死ぬまでにやらなければいけないこと大層なタイトルをつけてしまったが、また二泊の予定で宮城へ行き、被災地での通常支援の合間に、後片付けの手伝いをした。 とはいっても、相変わらず、側溝に溜まったヘドロや砂をスコップで掬うだけの単..
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正直者の暴言三月の中頃だったろうか。 多摩川の土手で、野生のセリを根付きのまま数本だけ摘んだ。 帰っておひたしにすると、口の中に春の香が満ちた。 根はしばらく水に浸けて置くと、またひこばえの..
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二ヶ月前の「あの時」揺れは西日本まで到達したようだが、東日本の数千万人の人が、それぞれの「あの瞬間」を体験したはずだ。 その数千万人の体験はさまざまだったろうことは、容易に想像できる。 いつの間にか、別けて報道さ..
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ボランティアは毛細血管週末を利用して、ボランティアで被災地の奥まで入っていた友人たちが一時帰京した。 土日は学生や会社員が多くやって来るから、その間だけでも東京に戻り、少しだけ休むのだ。 このパターンが、数週間続い..