記事「歌舞伎」 の 検索結果 5342 件
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板話§四月大歌舞伎昼の部~伽羅先代萩~『伽羅先代萩』を通して観るのは疲れる。 4回目ともなると内容もほぼ把握しているから、今度は役者の演技が どうなのかとかを受け留めようと試みるわけで、そうすると気楽に観 ようという心づもりがど..
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週話§気まぐれ週末~伽羅先代萩~これから歌舞伎座昼の部『伽羅先代萩』通しである。通しで観るのは 3回目になるだろうか。 玉三郎の政岡、仁左衛門の八汐という顔合わせで、仁左衛門の八汐は 先年一度観ている。政岡を玉三郎で観るの..
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嵌話§何かにのめり込む時のきっかけクラシックにのめり込むきっかけになったのは、中学の頃にベートー ヴェンの“運命”交響曲を最後まで聴いてみようと思い立ったところ に端を発するのである。 そういう単純なきっかけがその後の趣味嗜..
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観話§劇場通いのコツ一か月の間に歌舞伎座では25日間昼夜2公演を上演していたというの に、そんな状況を理解して毎月通うようになるまでに何と時間がかか ったことかとしみじみ思う。 様子がわからないことに消極的にな..
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惨話§NHK『勧進帳』のカメラワーク先週土曜日の夜、NHKで二月大歌舞伎の『勧進帳』が放送された。 弁慶を吉右衛門、富樫を菊五郎、義経が梅玉という顔合わせである。 自分が観ている舞台をテレビで見直すのはもちろん楽しみであるから ..
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楽話§今年のお出かけ状況今年になってからだが、なかなか順調にコンサートだの歌舞伎見物を バランスよくこなしている。この何年かは、歌舞伎へと重心が偏り気 味で、少しばかり中和したくもなってきていた。 それで、これまで..
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慌話§バタバタの語源らしきものつい数年前まで“バタバタ”という擬音語は、単純に忙しなくて落ち 着かない様子を表現しているのだと思っていた。ところが、どうやら 出処がありそうなのだが確証はない。 歌舞伎関係のエッセーを読ん..
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挽話§歌舞伎を観に行く日は・・・歌舞伎座に出かける日だが、雨降りだったという記憶があまりない。 ここ数年来は、年に2ケタ回数をこなしているのに、傘を差して夜の 部への入替え待ちをしていないのではなかろうか。そうして考えると ..
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週話§気まぐれ週末~又五郎を送る~道行や 雪の後見 又五郎 昨日は二代目中村又五郎の告別式であった。歌舞伎関係者の葬儀は、 興行が終わってから始まるまでの短い休みに行なわれるので、月末と いうことになる。 200..
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悼話§中村又五郎さん(歌舞伎役者)歌舞伎を定期的に、かつ本格的に観始めたのが本当に遅かったので、 中村又五郎の“歌舞伎の舞台姿”を見ていない。それが悔やまれる。 正確には一度だけ見ている。それは当代の勘三郎が勘九郎の名跡での ..
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軽話§浅草パラダイス~新橋演舞場~あまり頭を使わず肩が凝ることもない、それこそおもしろかったらば それで良しという、そんなお気楽な喜劇であるにしても、ちょいとば かり安易な帰結なんだがなあ……と思うのは野暮なのかなと。 旦那..
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板話§二月大歌舞伎昼の部~賀の祝~さて祝日の歌舞伎座である。平日の真ん中の休日のせいか、それほど 忙しないという感じのしない客席の様子だった。 朝一番が菅原伝授手習鑑から『加茂堤』と『賀の祝』と、この二本を 観るのは初めての..