記事「歌舞伎」 の 検索結果 5343 件
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劇話§歌舞伎の“継承性”と坂田藤十郎中村鴈治郎から坂田藤十郎の襲名には、どこか継承するもの に対する意味合いが欠如しているように感じる。 歌舞伎の継続する力は“親から子へ”と連続してこその強さ があると思うのである。十一代目の..
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名話§中村鴈治郎改め坂田藤十郎?というわけで、いくつかの説明を読んでも、なぜ中村鴈治郎 が坂田藤十郎を襲名するのか理解できないでいる。 200年以上の空白がある上方歌舞伎の“伝説の”名跡であ るというが、ではなぜ鴈治郎なの..
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酒話§銀座にあるキリンシティ歌舞伎がはねてから、新しいミキモトのビル見物の間に寄り 道をしている。 中央通りから教文館の横丁を入った先のキリンシティである。 小腹が空いていたのと軽く呑みたかったので、ちょいと寄っ た..
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劇話§十二月大歌舞伎夜の部『恋女房染分手綱』『船辨慶』『松浦の太鼓』の三本立て。 それぞれが1時間ちょっとづつの演目というのは観るのもそ れなりにペース配分ができると思っているが、一昨日はいさ さか寝不足気味で、船辨..
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憶話§昨日・12月8日のこと2題昨日は太平洋戦争が始まった日だった。アメリカ時間だと、 12月7日のこと。戦争開始から64年、戦争に負けて60年。 喉元過ぎれば熱さを忘れるという言葉は常に正しくて“押し 付けられた”とかい..
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音話§CD導入から20年経過1980年代初頭に市販されたCD、CDプレイヤーが我が家に やってきたのは1985年の秋。今年でちょうど20年である。 本格的にオーディオを揃え始めたのが70年代の末で、LPレ コードも20..
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劇話§すっかり息切れの歌舞伎見物12月も歌舞伎座に昼夜と出かけるが、すっかり息切れしてし まった。 昼の部は勘太郎の『三社祭』を、夜の部は玉三郎の『船辨慶』 を楽しみにしている。 特に、今年目覚しい成長を見せた勘太郎..
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質話§結果オーライでいいじゃないか論理的でも、深く物事を考察する性質でもない。 事を進めていくのに、あらかじめ、あれこれと構成を構造を 決めてかかることはしない。もちろん大まかな輪郭は頭で考 えているのだが、あとは流れの中で..
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生話§多田富雄さんの“再生”と偽奇跡昨日のNHKスペシャル『脳梗塞からの“再生”~免疫学者・ 多田富雄の闘い』は脳梗塞に倒れ半身麻痺になって数年にな る医学者の冷静に自己を見つめ、様々な取組みを継続してい る姿を克明に取材したもの..
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走話§泣いても笑っても12月、あと1か月年齢の増加に反比例するように、時が過ぎ去る速度が加速度 的に早くなっているのは、単なる気のせいなのだろうが……。 ともかく師走である。 意識らしい意識がない新生児には、時の流れといったも..
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飾話§センスなきクリスマス電飾とその逆すっかり風物詩となった感のある、この時季のクリスマス電 飾風景であるが、ほどほどにしておけばいいのに……。 これでもかこれでもかと飾り立てて、ほとんどかつてのトラ ック野郎の銀ギラものと見紛..
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宇話§往復6億キロのはじめてのおつかい科学衛星はやぶさが小惑星イトカワに接地して、岩石資料を 採取して地球に戻ってくるという。 その距離往復6億キロというから気の遠くなる数字である。 月を往復しても約76万キロで、790回の往復..