記事「注釈」 の 検索結果 136 件
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万葉集 巻14-3508芝付(しばつき)の 御宇良崎(みうらさき)なる 根都古(ねつこ)草(ぐさ) 逢ひ見ずあらば 吾(あれ)恋ひめやも (作者) 未詳。相聞往来の歌。 (大意) 逢うことがなかったならば、私はこ..
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万葉集 巻19-4143物部(もののふ)の 八十(やそ)娘子(をとめ)らが 汲(く)みまがふ 寺井(てらゐ)の上(うへ)の 堅香子(かたかご)の花 (作者) 。 (大意) 大勢の少女が入り乱れて水を汲んでいる、寺..
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万葉集 巻14-3358さ寝(ぬ)らくは 玉の緒(を)ばかり 恋ふらくは 富士の高嶺(たかね)の 鳴沢(なるさは)のごと (作者) 駿河国の相聞歌。 (大意) 共寝するのは玉の緒ほど短く、恋に苦しむことは富士山の..
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万葉集 巻3-319、320、321不尽の山を詠(よ)む歌一首 并(あは)せて短歌 巻3-319 なまよみの 甲斐(かひ)の国 うち寄する 駿河(するが)の国と こちごちの 国のみ中(なか)ゆ 出(い)で立てる 不尽の高嶺(た..
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万葉集 巻14-3355天(あま)の原(はら) 富士(ふじ)の柴山(しばやま) 木(こ)の暗(くれ)の 時移(ゆつ)りなば 逢(あ)はずかもあらむ (作者) 駿河国の相聞歌。 (大意) この夕暮れが過ぎていったな..
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万葉集 巻3-318田子(たご)の浦(うら)ゆ うち出(い)でて見れば 真白(ましろ)にそ 不尽(ふじ)の高嶺(たかね)に 雪は降りける (作者) 山部赤人。 (大意) 田子の浦を通って広いところに出てみると..
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万葉集 巻3-317天地(あめつち)の 分(わか)れし時ゆ 神(かむ)さびて 高く貴(たふと)き 駿河(するが)なる 不尽(ふじ)の高嶺(たかね)を 天(あま)の原 (はら) 降(ふ)り放(さ)け見れば 渡る日の 影(か..
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万葉集 巻1-16冬ごもり 春さり来(く)れば 鳴かざりし 鳥も来(き)鳴きぬ 咲かざりし 花も咲けれど 山を茂(も)み 入りても取らず 草深み 取りても見ず 秋山の 木(こ)の葉を見ては 黄葉(もみち)をば 取りてそ..
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万葉集 巻19-4140わが園の 李(すもも)の花か 庭に降る はだれのいまだ 残りたるかも (作者) 未詳。 (大意) わが家の庭の李の花だろうか。それとも、庭に降った雪が残ったものだろうか。 (注釈) ..
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万葉集 巻17-3944女郎花(をみなへし) 咲きたる野辺を 行きめぐり 君を思ひ出(で) たもとほり来(き)ぬ (作者) 掾(じよう)大伴宿禰池主(おほとものすくねいけぬし)。 (大意) 女郎花が咲いている野辺..
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万葉集 巻10-2274展転(こいまろ)び 恋ひは死ぬとも いちしろく 色には出(い)でじ 朝顔(あさがほ)の花 (作者) 未詳。 (大意) 転げまわるほど恋いに苦しみ死ぬようなことがあっても、はっきり顔色には出..
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万葉集 巻10-1864あしひきの 山の間(ま)照らす 桜(さくらばな)花 この春雨(はるさめ)に 散りゆかむかも (作者) 未詳。 (大意) 山の間を照らすように咲いている桜は、この春雨に散ってしまうのだろうか..