記事「澤田瞳子」 の 検索結果 24 件
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悲劇の人だけれど澤田瞳子『泣くな道真-大宰府の詩―』読了。 菅原道真と言えば、都を追われて僻地に追いやられ、日本を代表する怨霊となるほどの恨みを抱いた人のイメージだが、この本を読むと、京になんかいなくて..
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どれも、◎原田ひ香『そのマンション、終の住処でいいですか?』読了。 モデルとなった建物はまごうかたなくK川紀章の中銀カプセルタワーだけれど、その当時のメタボリズムなんかやってたいわゆる「巨匠」の建..
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『孤城 春たり』澤田瞳子孤城 春たり [ 澤田瞳子 ]価格:2,420円(税込、送料無料) (2025/2/15時点) 楽天で購入 借財10万両から蓄財10万両へ…。わずか7年で財政を建て直した備中松山藩の改革。「..
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天才の子澤田瞳子『星落ちて、なお』読了。 『若冲』の作者だし、大変に期待して、また、期待通り面白かった。天才の娘として、女絵師として、様々な苦しみを背負ったこの主人公は、今の河鍋暁斎美術館の楠美館..
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ファンタジーノベルかな佐藤知哉『デンデラ』読了。 このジャンルは、ファンタジーかもしれないな。文体がちょっと面白い。タイトルは、遠野の姥捨ての場所・デンデラ野からとっているのだろうが、確かにあの場所に実際に行..
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才能あふれる2冊澤田瞳子『若冲』読了。 長い作品だが、一気に読めた。 あの変質的なまでに描きこむ、従来の、というかどの他の絵師の日本画とも違う作風の裏に潜んだストーリーを描いた秀作。大変な想像力..
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花火の季節に篠田節子『秋の花火』読了。 人のふれあいとすれ違いを描いた短編集。タイトル通り、なんとなく物悲しい話が多い。たとえハッピーエンドでも、もの悲しい。『灯油が尽きるとき』と『ソリスト』が特に..
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澤田瞳子の歴史小説を読んで最初に読んだのは「泣くな道真」、だった。 太宰府配流後の道真。興味をそそられる題材である。ずいぶん前に読んで、面白い!と大喜びした。 毎日新聞の連載小説「恋ふらむ鳥は」を読んで驚愕!古典への造..
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「恋ふらん鳥は」澤田瞳子恋ふらむ鳥は - 澤田 瞳子 額田王を主人公にした古代歴史小説。 白村江の戦いに向けて那の津へ向かう船の中から 壬申の乱で廃都となる近江京までが描かれる。 船上で血だらけにになって大来皇女..
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澤田瞳子「星落ちて、なお」美術界、それも日本の美術界には、まったく知識がないから、河鍋暁斎・暁翠という父娘の画家も、暁翠の異母兄、暁雲も、初めて目にする名前だった。暁翠(とよ)の、父を継ぐ絵師として生きることと、一人の女性・妻..
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澤田瞳子「日輪の賦」澤田瞳子氏の二冊目の本は、友人のお薦めの、この本。たいへん面白く、よくできた物語小説だと感心する。前回の「落花」が平将門が活躍する平安後期、今回は大宝律令がつくられた時代だ。ロマンあふるる古代史の物語..
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『輝山』澤田瞳子輝山 (文芸書) [ 澤田瞳子 ]価格:1980円(税込、送料無料) (2022/2/18時点)楽天で購入 大森代官・岩田鍬三郎の身辺を探るため石見銀山にやって来た金吾。代官所の中間として働き..
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