記事「特撮映画」 の 検索結果 217 件
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『猿人ジョー・ヤング』(1949)W・H・オブライエンと彼の弟子、ハリーハウゼンの夢の共演。特撮映画が大好きな人ならば、この作品はまさに夢の競演といえる記念すべき作品です。特殊撮影制作に、『キング・コング』や『ロスト・ワールド』で有名なウィリス・H・オブライエン、そして彼の弟子であり、『シ..
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『地震列島』(1980)いつ起こっても不思議ではないと言われ続けて30年。数多く製作された東宝特撮パニック映画のうちの一本で、80年代に公開されたのが大森健次郎監督の『地震列島』でした。1973年に日本を沈没させ、1975年に東京湾を炎上させられかけ、そして今回もまた、首..
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『放射能X』(1954)素晴らしいのに、何故か日本ではあまり人気のない傑作モンスター映画。数あるモンスター映画の中でも、『キング・コング』、『原子怪獣 現る』、『シンドバッド 七回目の冒険(DVDでは航海)』と並び称されるほどの傑作でありながら、なぜかわが国ではあまり褒められることの少な..
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『東京湾炎上』(1975)技術には時代を感じますが、テーマはかなり根深い。1975年に公開された、『東京湾炎上』は東宝特撮パニック映画のうちの一本で、いまとなっては誰にも顧みられる事もない『ノストラダムスの大予言』とは違い、今の国際情勢に照らし合わせてみても、過去のものに..
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『日本沈没』(1973)日本人とは何か?国民の生命、財産を守るとはどういうことなのか?東宝は特撮映画には圧倒的な力量を発揮します。この『日本沈没』も70年代を代表する傑作特撮パニック映画のひとつであり、原作は小松左京、脚本に橋本忍を起用、製作にゴジラ・シリーズの田中友幸が携わり、スタ..
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『フランケンシュタインと狼男』(1942)ユニヴァーサル・モンスターの初共演作品。1942年に製作された、『フランケンシュタインと狼男』は『魔人ドラキュラ』、『フランケンシュタイン』、『透明人間』、『ミイラ再生』、『フランケンシュタインの花嫁』、そして『狼男』などモンスター映画で..
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『世紀の謎 空飛ぶ円盤、地球を襲撃す』(1956)B級な処理と感覚を持つSFらしい作品!レイ・ハリーハウゼン・ファンの間では、おそらく賛否両論があるのではないかと思うのが、この『世紀の謎 空飛ぶ円盤、地球を襲撃す』です。なぜならば、レイらしいストップモーション・アニメーションの腕を振る..
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『大怪獣 バラン』(1958)ゴジラのスタッフが三流俳優を主役に使って製作したパロディー?おそらくほとんどの方が見たことも聞いたこともないような特撮怪獣映画、それがこの『大怪獣 バラン』です。何故忘れ去られてしまったのか。東宝からも見捨てられたような存在になっている哀れな怪獣がバランなの..
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『昆虫大戦争』(1968)小市民ドラマの松竹が製作した、ブラックなSF映画。虫嫌いにはキツイ!1968年というと、アメリカにとってはヴェトナム戦争が泥沼化し、厭戦ムードが戦場だけでなく、本国でも充満していた時期であり、アメリカを扱う映画にもその頃のカッコ悪いアメリカのイメージが色濃く反映され..
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『大怪獣空中戦 ガメラ対ギャオス』(1967)完璧な悪役スター、ギャオスをしても駄目なのか?ガメラ・シリーズのライバル怪獣の中で、もっとも人気のあるギャオスがはじめてその勇姿をスクリーンに現した記念すべき作品が、この『大怪獣空中戦 ガメラ対ギャオス』です。大映の作り出したすべての怪獣の中で..
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『大怪獣決闘 ガメラ対バルゴン』(1966)ずっと勘違いしていました。バラゴンだって....ガメラ映画初の対決物であり、以後はすべて対決路線が続いていきます。前回での反省を生かしてきたのか、今回は登場人物をすべて大人のみにして、子供たちを排除しました。このため、ガメラ物では唯一の大人向け作..
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『キング・コング』(2005)肝心なシーンがすべて削除されていることが「世界第8の不思議」だ!ピーター・ジャクソン監督による、この作品は2005年のリメイク作品の中でも『宇宙戦争』と並んで、非常に注目度の高いものでした。映像的には素晴らしく綺麗な作品であり、色彩感覚に優れた監督である事は窺え..