記事「生態系サービス」 の 検索結果 14 件
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ダスグプタ レビュー:英財務省報告書発表 知っておくと良い10+1の事柄人類は今やかつてないほど繁栄していますが、同時に、生物多様性は人類の歴史の中でかつてないほど急速に減少しています。その結果は、人間の健康と生計だけでなく、経済にとっても深刻で広範囲にわたるものです。..
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自然を基盤としたSDGsの達成 インガ―・アンダーセン 2018年10月国連大学サステイナビリティ高等研究所研究プロジェクトによるICUN事務局長インガ―・アンダーセン氏の「自然を基盤としたSDGsの達成」を聴講しに渋谷へいきました。 自然を基盤としたSDGsの達..
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里地里山文化論〈上〉〈下〉養父志乃夫上巻では、里地里山が日本人の生活とともにどのように発展してきたかを辿っている。下巻では、昭和20~30年代の暮らしについての全国18地区の調査を報告している。 縄文中期の温暖期には焼畑耕作が始ま..
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『土と文明』ヴァーノン・ギル・カーター, トム・デール原著初版は1955年、その日本語訳は75年に発行されたものの復刻版。そんな時代にまとめ上げたことに驚く内容。文明社会は一次生産物の余剰によって成り立ち、それは天然資源、特に耕地、牧草地、森林の生産力に..
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「環境危機をあおってはいけない」ビョルン・ロンボルグ温暖化や生物多様性といった環境問題だけでなく、人口や食料、資源・エネルギーまで広く取り上げているので包括的な全体像をつかむには役に立った。ただ、地域ごとの分析や統計と実態のずれの解釈については首をかし..
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松永勝彦「森が消えれば海も死ぬ」著者は長年、河川や海の生態系、特に陸との関係について研究してきた方。ウニなどの食害による海藻の減少を否定し、陸からの腐植物質の流入が減少したことが原因であると説明している。 鉄は細胞がとりこんだ..
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「土の文明史」デイビッド・モントゴメリーきわめて地味な存在ながら、まさに陸上生命の基盤である土が、歴史を通していかに収奪されてきたかが繰り返し説明されている。 人口も土の肥沃度とともに周期的に増減を繰り返してきた。初期のヨーロッパの集..
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松田裕之「なぜ生態系を守るのか?」もう2年近く前の発行ですが、根本的な疑問に真正面から丁寧に答えている本です。 第1章の国連海洋法条約と漁業では、漁業の乱獲の原因を経済的なモデルを用いて説明したり、共有地の悲劇をゲーム理論から解..
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ジャレド・ダイアモンド「文明崩壊」1年前から読みたいと思っていた本を、やっと読むことができました。ボリュームがありましたが、読みごたえもありました。 文明の盛衰を社会学的視点だけでなく、かといって環境的視点だけでもなく、両者の視..
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石 弘之「火山噴火・動物虐殺・人口爆発」石弘之著「火山噴火・動物虐殺・人口爆発」を見つけたので早速読んでみました。 著者もあとがきの中で「タテの方向」と表現していますが、環境問題を理解するには歴史から学ぶ方がより効果的なのではないかと..
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井田徹治「生物多様性とは何か」環境問題に取り組む記者として、世界各地の状況を取材してきた労力には脱帽します。生物多様性に関する動きについて様々な角度から解説されており、概要を理解する足がかりとしても役立つ内容になっています。 ..
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地球規模生物多様性概況第3版メモ要約は環境省の和訳も掲載されているので、自分の注目点のみメモ。 2010年目標の21の項目はいずれも「達成されたものはない」という結果に終わっているが、「大きな前進があった」が4項目、「一定の前..
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