記事「維新史」 の 検索結果 6 件
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「呪われた戊申戦争 鎮魂なき150年」星亮一 著会津への戦いが、いかに理不尽なものであったかを、書いている。徳川慶喜が二心殿と言われるように、慶喜は口に出して言ったことと、自分の本音が違う人間であり、この人に会津藩の松平容保が仕えたことが最大の悲..
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「いちまき」 中野翠 著「いちまき」とは同一の血族集団という意味だそうであり、この書は著者の曾祖母にあたる中野みわ氏が遺した『大夢 中野みわ自叙伝』という和紙に筆書きの書物と出会ったことから著者が自分の一族のことを調べていっ..
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「江戸っ子の意地」 安藤優一郎 著この本は、江戸城開城時の江戸町奉行所の様子からはじめ、明治になってからの奉行所役人も含めた幕臣の生き様を紹介している。著者の「幕臣たちの明治維新」(https://mirakudokuraku.see..
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「鳥羽伏見の戦い」 野口武彦 著鳥羽伏見の戦い(慶応四年の1月の4日間の戦い)は、関ヶ原に匹敵する政権交代の戦いだった。それにしては各書に取り上げられている機会は少ない。両軍合わせて約2万人が戦うが、死者は新政府軍で約100人、旧幕..
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「オールコックの江戸」 佐野真由子 著ラザフォード・オールコックとは幕末の初代英国公使となった人物である。次の公使パークスや通訳官アーネスト・サトウに比べて知名度には劣っているが、この本でなかなかの人物であることを知る。 この本には、著..
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『幕末維新と佐賀藩』 毛利敏彦 著認識を新たにする本だった。維新の時の雄藩として「薩長土肥」といわれるが、肥前の影は一般には薄い。明治になってから江藤新平、大隈重信などが名が知られる程度だ。この本では、明治維新時における西洋の衝撃とは..
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