記事「考察」 の 検索結果 3288 件
-
詩は詩人を元気にし、寿命を延ばす私の今の趣味は漢語の詩、いわゆる漢詩を詠むことだ。 漢詩は、明治以降に欧米のポエムやポエトリーやヴァースの影響のもとで仮名まじり文で詩を詠むことが流行したおかげで、今ではあまり詠まれることがない..
-
水調歌頭(宋 蘇軾)千年の時を超えて伝えられている名作といえば、ホメロスの『オデュッセイア』『イーリアス』を始め、わが国の『源氏物語』などなどを挙げることができる。 しかし、一日あるいは一夜にして千年の命を吹き込ま..
-
鷄群の孤鶴胸を張る「七律・五里霧中一點燈(五里霧中なるも一点の灯)」について 「日本ブログ村」のトーナメントで、拙作『七律・五里霧中一點燈』が優勝した。投票していただいた方々に深く感謝します。 これまでの..
-
東海の詩人ら韻律學ばざる七絶・東海詩人輕韻律 2014.08.20 -42476 東海詩人輕韻律,繆斯困惑隱山林。春來凡鳥學平仄,凌駕裸虫禿尾吟。 ○●○○○●●,●○○●●○平。○○○..
-
五律・烜日逞炎魔 徐一平「五律・詩魔鼓火舌」について 徐さんが小生の五律・詩魔鼓火舌に唱和してくれた。 詩の唱和は、日本では古くは相聞歌があり、連歌や俳諧、現代の連句もその一種といえるが、詩体がない現代の仮名交じ..
-
花氣薫人欲破禪 黄庭堅きょうは漢詩結社『葛飾吟社』の例会に出席。詩友今田莵庵先生から、黄庭堅の『花気』の書と詩が紹介された。 黄庭堅の『花気』の書は、東京国立博物館で開催中の「台北故宮博物院展」に展示されている。 ..
-
明晰と曖昧 ― 情理ということ「私が詩人になったわけ」について 折にふれて「日本ブログ村」の詩関連のトーナメントに参加している。 詩については、ほぼ準決勝はおろか準準決勝に到ることなく敗退しているが、「序文」トーナメン..
-
自由という名の詩の煉獄日本語で口語詩を読む詩人たちは自由に固執している。 自由に固執している結果、詩を書いてながら、自分が書いているものが詩であるかどうかに確信が持てない。 自由という名の煉獄が、そこにはある。 ..
-
私が詩人になったわけ若い頃はロートレアモンなどを意識した小説を試みてはいたが、詩はあまり作らなかった。 書いたのはボードレールの和訳を模倣したものを少々。 それも、原書を読むことで押韻詩の美しさに圧倒され、日本..
-
古池や蛙飛び込む水の音 の音韻について世界でもっとも知られている芭蕉の上掲句を反芻してみて、この句の押韻について考えてみた。 ふるいけや かわずとびこむ みずのおと 三句の末尾は、や、む、と、その韵尾は、a u o ..
-
仮名まじりの詩の彼方に定型ありハンドル名シロザルさんの詩の多くは、仮名まじりの詩でありながら極めて定型性が高く、ほぼ定型詩であるといってよい、と私は思っている。 ここで、ほぼ、といわなければならないのは、シロザルさんの詩型に..
-
日本の詩のrefrainに両義あり「短歌と四行詩と五言絶句」関連 『日本ブログ村』の詩のトーナメントに参加して私の仮名まじり文の詩を試しているが、毎回ほぼ初戦敗退。 私の仮名まじり文の詩、とはいっても、漢語の詩を口語に翻訳..