記事「読み物」 の 検索結果 448 件
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読み物p.60 社会の中で自分が属している小さな一割に愛着を持つこと、その小さな一隊を愛することは、公的愛情の第一の動機(言うなれば萌芽)です。それこそ、我々を導いて、祖国愛からひいては人類愛へと進ませる..
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第9講あるこう高名な経済学者(私とは異なるご意見を多々おっしゃっている方ですが)が、ある雑誌で、「問題は格差ではなく貧困だ、格差解消ではなく貧困解消が大事なのだ」と書いていました。まったくおっしゃる通りだ..
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現在「一〇〇年に一度の不況」のせいにされている現象の多くが、実は景気循環とは関係ないところで、このような住民の加齢によって起きているものなのです。「一〇〇年に一度」どころの騒ぎではない、今起きているのは日本始まって以来の、「二千年に一度」の生産年齢人..
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ケインズ『貨幣改革論』(一九二三)(中略) 『貨幣改革論』序文に掲げられたこの文章には、ケインズが二〇年代に追究した課題が要約されている。貯蓄は家計が行い、生産は危険を冒して企業が受け持つ。しかし投機家や金利生活者が暴利を貪ってい..
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マクロ政策では実現不可能な「インフレ誘導」と「デフレ退治」「生産性上昇により人口減少に対処」「経済成長率至上主義」と並べて疑問を呈しておきたいのが、マクロ政策による「インフレ誘導」、あるいはそのマイルド版である、マクロ政策による「デフレ退治」です。前者は、..
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保守主義のバイブル∽バーク『フランス革命の考察』――1
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J・S・ミル『代議政体論』――政治参加の作用と副作用1.代議政治の教育的効果 哲学的急進派、 功利主義 の流れを汲みつつも、「精神の危機」を経て、そこからの離脱を計り、功利主義とは異なった思想に接近し、 保守主義や社会主義などにも関心を示した 。後年..
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†見えざる手「 ただしスミスは、この他者のまなざしは、たんに良心としての審級によって、人々に正義を守らせるだけではなく、公的な善を実現するための不思議な力も発揮すると考える。良心としてのまなざしは、社会の維持のた..
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トクヴィル補追資料マーク・トウェイン(上)p.213~p.217
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かつてバークが擁護した身分制的社会とそれを前提にした政治モデルは崩壊した。1
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ロラン・バルト『表徴の帝国』「いかにもこの都市は中心をもっている。だが、その中心は空虚である》という逆説を示してくれる。禁域であって、しかも同時にどうでもいい場所、緑におおわれ、お濠に防ぎょされていて、文字通り誰からも見られるこ..
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読み物p.139 著述家というものは自分を目立たせたがる人種であって、革新を喜ばないことは滅多にありません。