記事「読む」 の 検索結果 664 件
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低体温『タンノイのエジンバラ (長嶋有)』 文庫新刊で読んだのだけれど、アマゾンさんにはまだ画像が無かったので、←コレはハードカバーの画像です。高野文子さんが描いてらっしゃるのねぇ。 前々から書名は目..
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ゲームセット『エンド・ゲーム 常野物語(恩田陸)』 常野シリーズの新刊。『光の帝国』に収録された『オセロ・ゲーム』の続編です。 恩田さんの作品は、情感に力点が置かれたタイプと、物語の構造に力点が置かれたタ..
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君の名は。『あなたと読む恋の歌百首(俵万智)』 なんとも照れくさいタイトルの本なのであります。 古くは石川啄木、与謝野晶子、白蓮から、新しくは1960年代生まれの歌人まで、恋を題材にした短歌ばかりを百首集め..
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デドックス『心のなかの冷たい何か(若竹七海)』 若竹さんはミステリーを書きたくて作家になったんじゃなくて、人間の毒や膿を洗い流したくて作家になったんじゃないかしらん。 と勝手に思ったり。
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空も飛べる。『4TEEN【フォーティーン】(石田衣良)』 食わず嫌い作家にチャレンジシリーズ(個人的に)。 中学生男子の物語としては新鮮なアプローチで、ちょっと驚きました。自分が14歳の時、こんなに肝の据わっ..
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浮気は文学だ!『ホーキング、宇宙のすべてを語る(スティーヴン・ホーキング・レナード・ムロディナウ・佐藤 勝彦 (翻訳))』を読んでいたのだけれど、悲しいかな、私の脳みそに論理的という単語は無いのであった…そして、..
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これからの未来『トワイライト(重松清)』 かつての"ニュータウン"で、小学校卒業の時に埋めたタイムカプセルを開けるため、26年ぶりに再会した同級生たちの物語。叶えられなかった"あの..
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真昼の光『王国〈その3〉ひみつの花園 (よしもとばなな)』 昔の日記を探したら、『その1』を読んだ時には「なんだか、今の私には優し過ぎる世界というか、眩し過ぎる世界のような気がしてしまいました」、『その2..
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先入観『博士の愛した数式(小川洋子)』 やっぱり、映画より先に読んでおくべきだったかなぁ。 どうしても、寺尾さんと深っちゃんのイメージで読んでしまうのだけれど、お二人が必ずしも全ての場面で小説の&quo..
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パラレルワールド『ぬしさまへ(畠中恵)』 『しゃばけ』が面白かったので、本来なら続けてすぐに読むところを意地になって文庫化を待っていた一冊。本屋で見つけた時には、密かに心の中でガッツポーズなのでした。 妖怪たち..
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流行りモノ『下流社会(三浦展)』 えーと、あれですね、「下流社会」っていうキャッチーなタイトルが全て、な本ですね。 確かに私も社会に出てから強く感じました。上流まで行かなくてもプチ上流社会って確かに存在す..
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たからばこ『体は全部知っている(吉本ばなな)』 この前、同僚と「カラダに関することで、いつも頭の片隅に引っ掛かっていて、いつかちゃんとしなくちゃって思っていること」について話をしまして。けっこうあるんですよ..