記事「追悼」 の 検索結果 1488 件
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悼話§享年六十一・・・・・・先月中旬のこと、SNSで薄く繋がっていた知り合いが急逝した。詳しい病名や様子は知らないが……61歳という、還暦を過ぎたばかりの逝去だった。 当たり前といえば当たり前のこととして、年齢の順で旅立っ..
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週話§土曜枯寂~四代目市川猿之助・・・・・・~いったい何が起きたのか……今だに頭の中が混乱している。 確実なことは、もはや四代目市川猿之助が舞台に立つことは二度とないということとしか考えられない。あの……黒塚も、狐忠信もこの先に観ることは叶..
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悼話§市川左團次さん(歌舞伎役者)大柄な歌舞伎役者として『助六』の意休や『夏祭浪花鑑』の釣舟三婦、菅原伝授手習鑑『賀の祝』の白太夫といったあたりを持ち役にしていた。 テレビ番組で素顔で登場している様子を見ると、柄の大きさとは裏腹..
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顧話§今日の歴史~川の流れのように~1988年4月11日、美空ひばりの東京ドーム「不死鳥コンサート」開催。 1988年3月17日にオープンした東京ドームで、柿落としライブコンサートを行ったのが美空ひばりだった。 1985年頃..
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飾話§葬式の花輪自宅での通夜、告別式が激減しているからかどうか、めっきり葬式の花輪を見かけることはなくなったようだ。といっても、地方に行けばまだまだ花輪は盛んに供えられているのかどうか。 41年前、母親の通夜と..
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悼話§バート・バカラックさん(作曲家)良質なアメリカン・ポップスのセンスの塊のような、聴いていて気持ちのいい音楽を生み出した稀代のメロディーメーカーである。 ディオンヌ・ワーウィック、B・J・トーマス、カーペンターズなどなどの歌い手..
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悼話§六代目三遊亭圓楽さん(落語家)日本テレビ『笑点』の凋落が止まらない。原因がメンバーの高齢化にあるのは明らかに過ぎることで、新しく桂宮治を一人入れたところで、テコ入れができたとはとても思えない。 動画チャンネルで、先代圓楽や歌..
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偲話§秀山祭九月大歌舞伎第一部と第二部秀山祭を主宰していた二代目吉右衛門が逝去して、間もなく一周忌。今年は“二世中村吉右衛門一周忌追善”と銘打たれて、播磨屋、萬屋、高麗屋、そして中村屋といった親類筋が総集合しての賑やかな興行となった。 ..
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悼話§エリザベスⅡ世さん(英国女王)1952年2月6日、父王ジョージⅥ世の死を受けて即位。在位70年という長きにわたってイギリス、英連邦の君主として生きてきた。 逝去と同時に、女王の長男チャールズ皇太子がチャールズⅢ世として即位。..
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悼話§澤村田之助さん(歌舞伎役者)歌舞伎の人間国宝だった澤村田之助が亡くなった。最後に観た舞台は『矢の根』で曽我五郎の夢枕に立つ曽我十郎祐成だった。それよりも前に観た時は膝の状態が悪くて、満足に正座することもできなかったと記憶している..
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悼話§テレサ・ベルガンサさん(歌手)スペインのメゾソプラノ歌手テレサ・ベルガンサのリサイタルに何度か出かけている。その都度、音楽の楽しさを全身に浴びることができた気がする。 本プロは言うまでもないが、その後のアンコールがまた、客の..
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悼話§水島新司さん(あぶさん)水島新司の中で、一番に読んでいた作品が『あぶさん』だった。弱小球団の南海ホークスに所属して、代打の一振りで生きてきた……なかなかに潔い、その覚悟は、打席に向かう直前、口に含んだ酒をバットに吹きかける“..