記事「集英社文庫」 の 検索結果 90 件
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「一生に一度の月」小松左京著本来は長編型のSF作家である著者の数すくないショートショート集。 年代別に構成が5つに分かれていて、それぞれに横田順彌氏との対談形式の解説が付いていて、ファンにとっては親しみやすい一冊である。..
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「アグネス白書」「アグネス白書ぱーとII」氷室冴子著「クララ白書」「クララ白書ぱーとII」の続編である。 「クララ白書」でしっぷーどとーの女子中学寄宿舎生活を演じた主人公が、しっぷーどとーの女子高校寄宿舎生活を演じまくるのが「アグネス白書」すな..
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「クララ白書」「クララ白書ぱ-とII」氷室冴子著これは懐かしい。コバルト文庫初期の人気作。 舞台は北海道の女子中高一貫校、その寄宿舎に新たに入寮した中学三年生が主人公を務めるバリバリの青春小説(^^)である。 当Weblog運営者は本書を..
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「おれは非情勤」東野圭吾著エンタメ系のブックガイドなどでよく取り上げられる作家なので、なんか一冊読んでみようと、よりによってこの少年少女向けの短編集を買ってきました。舞台は小学校、主人公は非常勤の教師、赴任する先々で起こる事..
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「恋の罪」田中雅美著美人スイマーで名高い平泳ぎの田中雅美選手が実は小説家としての一面を持っていて、集英社コバルト文庫で作品が刊行されていることは、意外に知られていない。 というのは嘘で、 本書はたまたま同姓同名..
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「たんぽぽ娘」風見潤・編海外SF短編の中から、ストーリーがシンプルで読みやすくて叙情が漂うものを集めた、副題がその名も、“海外ロマンチックSF傑作選”である。 日本にわざわざ紹介される翻訳もののSFはそのときの話題作..
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「素晴らしいアメリカ野球」フィリップ・ロス著察するに、国技とも云える野球に舞台を借りて、アメリカ合衆国の喜びも悲しみも、すべてを描き出そうとした全体小説である。アメリカを語るのに軽薄なアメリカンジョークは欠かせない。本書もギャグ満載である。た..
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「逃がれの街」北方謙三著アパートにデカがやって来た。 地味なコートから手帳を取り出して身分を誇示すると、部屋の中を一瞥し、任意同行を求めてきた。 おととい同じ業病を持つ知り合いを泊めたがゆえの誤認である。 泊めた..
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第59回 すずらん「お家」読書会第59回 すずらん「お家」読書会 2021年12月19日 参加者 みほこ、河さん(あさみさん) 河さん 百 色川 武大 著新潮文庫 「お蔵」から引っ張り出してきた(出て来..
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第53回 すずらん「お家」読書会 ~ごきげんよう~第53回 すずらん「お家」読書会 2021年6月20日 参加者 あさみさん、Makiさん、河さん みほこ あさみさん 富士山のまりも ~たくさんのふしぎ~ 亀田..
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第47回 すずらん「お家」読書会第47回 すずらん「お家」読書会 2020年12月20日(日) 参加者 あさみさん 河さん Makiさん みほこ 今年最後の読書会でございました。 みほこ 「最後の秘..
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第35回 すずらん読書会2019年12月18日(水) 参加者 あさみさん みほこ あさみさん 「トラブゾンの猫 小田実との最後の旅」玄順恵 著 岩波書店 前回、河さんからのご紹介で刺激を受け、..