記事「風景画」 の 検索結果 593 件
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とんぼ久しぶりにおとずれた小春日 小高い山の斜面の すすきの原の中に腰を据えて 不意に山頂が落ち込んだような 不思議なかたちをした 妙高のシルエットを描いている 標高二千四百五十四メートルを..
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神々の座久しぶりに有明を描いている 安曇野をゆたかに流れる犀川を背にして 北アルプスの山脈のリズムを 繰り返し追っている さっきまで八合目あたりに漂っていた いつものような雲が不意に溶けて 端..
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雲のうた雲はどうして こう 自在に歌がうたえるのだろう 小春日のひがな一日 安曇野の久保田の田圃のまん中で 常念を描いている 風もなく 物音もない 時には 鳶がするどい笛を吹くだけ 音の..
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安曇野にて丘にのぼりつめると 目の前でアカシアの花が 音もなく散った それだけだった 犀川の川原に 群生しているアカシアは 今花の盛り 遠くでかっこうが鳴いている はるかな国からの便りのよう..
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絵はがきかっこうが鳴いている はるか遠くでゆっくり鳴いている 夢の中で少年は聴いている そう思ってみたが いつになっても鳴き止まない その中 思い起こしてきた 昨夜ようやく辿り着いた 飛騨街道沿..
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戸隠姫秋の写生の帰りしなに 敬愛する詩人津村信夫の定宿を 訪ねることにした 戸隠の中社に向って右手の 奥まったところにその宿がある 細そい坂道を登りつめて 手入れのとどいた小さな庭に出る ..
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雪の精水の面の うすいみどりの稲の苗が つんつんと背伸びしている ひとつひとつの小さな苗に ひとつひとつのほそい影 地上からごつごつと立ち上がった 有明のそのままの姿も 水面に張りついて動..
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火の山ささやかな地異は そのかたみに 灰を降らした この村に ひとしきり ・・・・・・・・・ 多感な少年時代にめぐり会った 立原道造の忘れ難い詩の一節 それは 私の内部にたたまれて 長い間眠..
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峠を越えて五月初旬の峠は それぞれの装いを凝らしている 内山峠は桐の花ざかり 両手を空に挙げた梢に 小さな紫をこぼれるように着けている 笠松峠は藤 高い松の枝から次の枝へ お祭りのように飾..
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建築家モン太の日々8. 高い山低い山にも夏の雲 大自然の中において、釣り合いが取れるとか取れないとかは果たして何だろう。山の高さに差はあるけれど、その連なりに不均衡は感じない。その意味することは何か。 ..
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深川秀夫「懐かしい風景」作品紹介誰しもこころの中には、懐かしい風景というものがあると思います。 キャンバスに描かれた風景は、一瞬にしてそんな風景を思い起こさせてくれる魔法があるのかもしれません。 深川秀夫「懐かしい風景」展では、..
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うつ病には音楽効果自宅に居る時ですが 癒しの音楽を聞くようにしています 川の流れの音だったり、森林の中に居る時の鳥の声だったりと 流してるだけで癒されています。 綺麗な風景画を見るのも癒しになりますね。