記事「高校野球」 の 検索結果 11004 件
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第161球ちょっとニヤけてしまった。いや、本当は満面に笑みを浮かべたい気分だった。それが、この男の習性だった。立ちはだかるものが大きければ、大きいほどファイトがわく。東東京代表・真極学園の4番打者・古城直人は..
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第160球愛知代表・にしき水惣のエース・結城亮の球は重い。しなやかなフォームからズドンと来る。しかも150キロ台がズバズバ来る。相手のバットをへし折るシーンが何て多いことか…。まだ高校1年生でコレだ。まさに怪..
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第159球首都タイムズのアマチュア担当記者の樹鞍諒一は取材メモを無造作に取り出した。東東京代表・真極学園の2年生四天王との出会いを振り返るために…。とにかく彼らには驚かされっぱなしだった。そして甲子園でもまた..
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第158球とにかく無表情だった。喜怒哀楽をどこか置いてきたのでは、と思えるほどの鉄仮面だった。何とも不気味だ。もっとも、それも訓練だったという。東東京代表・真極学園のエース・荒堀浩二は敢えてそうしていた。感情..
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第157球マウンドで東東京代表・真極学園の2年生エースの荒堀浩二が右腕を軽く回していた。140キロのストレートと、それと、ほぼ同じスピードのフォークボールのコンビネーションは絶妙だ。これに予選途中から使い始め..
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第156球ラッキーカラーはホワイトだった。幸運を呼ぶ数字は「5」。コーヒーゼリーを食べるといいことがある、となっていた。ちなみに今日の予告は「○○○…」。それを言った途端、にしき水惣ナインは「そりゃあ頼もしい..
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第155球「3回戦注目のカードがまもなく始まろうとしています。愛知県代表の全員1年生チーム・にしき水惣が東東京代表の強豪・真極学園に挑みます。今日はどんなドラマが、このマンモスで起きるのかぁ!」。KOSMOS..
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第154球そこには秘密があった。そこまで大げさにいってはどうかと思うが、まぁ、秘密は秘密だった。中学時代、強肩、強打の捕手として関西でちょっとは知られていた大和竜照は、そこでのわずかな期間で間違いなく進化した..
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第153球脅威のチームだ。予選を通じて、そのフレッシュな強さを見せつけてきた。マンモスでも台風の目になっている。それこそV候補と見るムキさえも…。そんな全員が1年生の愛知・にしき水惣の次の相手は東東京代表の真..
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第152球手を合わせた。目を閉じて、こうつぶやいた。「久しぶりですね。おかげさまで、何とかやっています。今年は熱い夏になっていますよ。そして、楽しみな夏に…。どうか見守ってください…」。東京グレート総務課長..
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第151球声が震えそうになるたびに、ひと呼吸入れた。轟大学園監督・大門昭二は目にごみが入ったふりして何度もふいた。1年生左腕・俵星光が「僕のせいですか!」と思わず、声をあげると、無言で首を振った。ナインに動揺..
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第150球轟大学園監督・大門昭二はナインの前で深々と頭を下げた。「ありがとうな」と「すまなかったな」を何度も繰り返しながら…。目の前の鉄板で次から次へと、広島風お好み焼きができあがっていくなかで、その口調はい..