記事「『宝石』」 の 検索結果 10 件
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『新青年』時代を散歩する④~永遠に「新青年」なるもの第4部 戦後の展開 昭和20年(1945年)10月から、昭和25年(1950年)7月まで。横溝武夫(横溝正史の異母弟)、高森栄次が編集長を歴任した時期です。 このコーナーでは、『新青年』..
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120字の読み物世界No.28~ウィリアム・アイリッシュその4 「幻の女」著者:ウィリアム・アイリッシュ 訳者:黒沼健 原題:Phantom Lady(米国1942年) 『宝石』(1950年5月号)一挙掲載「幻の女」より 妻殺しの容疑でスコットの有罪は確定し..
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120字の読み物世界No.26~江戸川乱歩「海外探偵小説 作家と作品」その1編著者:江戸川乱歩 「海外探偵小説 作家と作品」(早川書房 1995年9月再版)より 乱歩の偉大な業績は創作だけにとどまらない。晩年はむしろ研究者、伝道者、発掘者として、日本の探偵小説界..
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120字の読み物世界No.03~山田風太郎その3 「黄色い下宿人」著者:山田風太郎 初出:1953年12月『宝石』 河出文庫「日本版 ホームズ贋作展覧会〈上〉」(河出書房新社 1990年4月初版)より 「コウモリ傘1本持ったきり行方不明となったジェー..
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120字の読み物世界~山田風太郎その3 「黄色い下宿人」河出文庫「日本版 ホームズ贋作展覧会〈上〉」所収 編者:新保博久(※) 著者:山田風太郎、渡辺温、赤川次郎、 横田順彌、木々高太郎、清水義範、 深町眞理子、都筑道夫、徳川..
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山田風太郎の飯田時代~「戦中派不戦日記」より その1山田風太郎は、私の好きな作家のひとりです。 山田風太郎? ―という方がおられるかも知れませんので、ちょっと説明を。 昭和20年代から平成の初頭にかけ、常に娯楽小説界の第一線で..
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『幻影城』その4~NO.3(1975年4月号) 本格探偵小説『幻影城』第3号(1975年4月号)の特集は「本格探偵小説」でした。 まずは表紙をご覧ください。 芝山倉平「電気機関車殺人事件」、水上幻一郎「青髭の密室」、宮原龍雄「三つの樽..
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私が最初に出会った本のあれこれ=その3《最初に出会った江戸川乱歩~続き》 ちょうど、あかね書房の『少年少女世界推理文学全集』の諸巻で、欧米ミステリのおもしろさに目覚め始めた小学4年の頃のことだと思います。 前回の記事でも触れま..
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講談社版『江戸川乱歩全集』について:乱歩と挿絵画家~その1昨秋、所用があって実家に赴く機会が何回かあり、そのついでに、父親の遺した本や、私がここで暮らしていた頃に集めた本などを検め、残すものと処分するものの、仕分けを行ないました。 父親の蔵書で困っ..
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『幻影城』その5~NO.4(1975年5月号) 幻想小説と香山滋追悼『幻影城』第4号(1975年5月号)の巻頭特集は「幻想小説」でした。 この号のこの特集で、初めて新作書下しの作品が掲載されます。 氷川瓏「陽炎の家」がそれです。 以前..
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