記事「お城」 の 検索結果 1098 件
-
令和最初の九州旅・その3長崎の短い夜は明けた。この種の旅としては比較的遅い6時半過ぎに宿を出て、まずは少し西側に位置する浜町アーケード駅に向かう。繰り返しになるが、ここは駅というよりも電停である。駅舎はもちろん、ホームとい..
-
平成最後の九州旅・その4江戸時代の比較的早い時期、元和の一国一城令というのが幕府より発せられたため、諸大名は自国領内には一つの城しか設けることができなくなった。一国一城とは言うものの、旧律令国で一城というわけではなく、同一..
-
不通列車の旅・その2小高駅でバスを降りたのは、私のほかには一人がいただけだったようだ。それも駅の近隣の住人だったのか、私が駅周辺の地図を見ているうちにその姿も見えなくなってしまった。それ以外には、出歩く人の姿もない。も..
-
三重の落穂ひろい伊勢奥津駅を今回の小旅行の起点ということにしたいと思う。この駅は、JR名松線の終着駅に位置付けられる。一応は中部地方に属する三重県内にある路線だが、名は名古屋ならぬ名張の名で、当初の計画では名張と松..
-
列車という名の人生・その5月曜の早朝6時。チェックアウトの手続きに入る。ウィークデーなので、朝早い人なら既に行動を開始していてもおかしくないような時間帯だけれど、ゴールデンサウナの中はひっそり閑としている。たぶん、この店が最..
-
列車という名の人生・その1中国山地の奥地に、木次線という鉄道路線が存在している。宍道湖あたりから広島県の三次市に向かうような形で中国山地を南北に突っ切る感じの路線である。どういう事情だったかは詳しく覚えてないが、たぶん島根か..
-
神様の影を恐れて(中編)座喜味城は、沖縄本島中部より少し南に位置する読谷村にある。那覇から決して近いとは言えないが、幸いなことに読谷バスターミナル行きの路線バスというのが存在していて、これに乗ることで比較的容易にアクセスで..
-
鳥屋根城訪ねてちょっと前、大多喜城に関連して本多忠勝のことを調べていた時、wikipediaで彼の初陣が鳥屋根城攻めだということを知った。無論、三河の城である。しかし、いろいろ調べてみても、wikiの記事を引き写..
-
半島の旅(中編)二日目の行程は、原点回帰の城旅要素が色濃い。内房線と外房線を乗り継ぎつつ、館山城と大多喜城を落としていく。館山城についてはそこまで強い関心を示していたわけではないのだけれど、房総半島の先端近いこの場..
-
鉄道とは乗ることと見つけたり・その2暗くなってからやってきて、暗いうちに出発するのが冬の18きっぷ旅の習いである。一大観光地として知られる別府ではあるけれど、やっぱり夜の明ける前から南に向かって動き出す。特に西日本は夜明けが遅いので、..
-
鉄の暴風雨・その3昨夜走ってきた予土線は、ひたすら真っ暗闇が続くような、空恐ろしげな道のりだった。沿線にはほとんど人の営みがないのではないかと、そんな錯覚に陥りそうである。それは大げさであるにしても、とにかく電灯や街..
-
鉄の暴風雨・その21時間ほど付近を観光した後、バスに乗って再び西へ。奈半利駅から土佐くろしお鉄道に乗車した。ローカル線であるにもかかわらず、意外と高架線である。やなせたかし氏デザインのキャラクターを掲げた駅を次々通過..