記事「オーケストラ」 の 検索結果 2583 件
-
切話§シンコペーションが苦手だった五線譜のドレミファが読めるようになったのは小学校の1年か2年の ことだった。ただし、音の上下だけで、音符の長さがわかるようにな るまでには時間がかかったのだった。 これほどに音楽好きであるに..
-
北話§作曲家が呪縛から解放される時ブラームスが交響曲第1番を書き上げたのは1876年。完成までに21年 という年月をかけている。同じ年、ワーグナーはバイロイト祝祭劇場 で『ニーベルングの指環』を柿落とし上演していたりする。 ..
-
記話§オペラの録音セッション今さらながら、CDが売れてないなどの話であるが、それはまじめに 由々しき事態である。そりゃあそうだと思うのは大手のCDショップ の相次ぐ閉店を見れば明らかなのである。 オペラがライブ録音ばか..
-
選話§コンサートのプログラミングオーケストラの演奏会におけるプログラム構成だが、ニューイヤーコ ンサートのようなものでない限りは、およそ2曲か3曲、マーラーや ブルックナーの大曲だと一本勝負ということも珍しくない。 その2..
-
熱話§演奏する人と客席で聴く人とオーケストラで演奏する人と話をする機会がたまにあって、興味深い ことをたくさん聞くことができる。 それで感じるのは、ステージで演奏する側と客席で聴く側の微妙なる ギャップというか温度差のよう..
-
浪話§ツィゴイネルワイゼン・・・FMから突然流れ出してきた。ずいぶん聴いていないなあと思いなが ら、冒頭の時代がかった大仰な音楽に笑い出してしまった。 こういう曲って作曲家が、まさに大向うを意識してバーンとかまして みよう..
-
描話§シューマンに対する長年の勘違いシューマンは管弦楽法が未熟だった(精通していなかった)ものだから オーケストラ曲は苦手だった。 ……というような趣旨の文章をクラシック音楽雑誌だかで読んだのは いつのことで誰が書いたのか記憶..
-
形話§ブラームス交響曲第2番いわゆるブラ2である。ベートーヴェンやモーツァルトの交響曲を別 にすれば、ブラームスを聴き始めたのはかなり遅くて、三十代に入っ てからのことである。 4曲あるブラームスの交響曲のうちでどれが..
-
途話§コンサートの終演時間など定期巡回ブログに、コンサートが終わると拍手もそこそこに席を立つ のが顕著になってきたという記述があって興味深く読んだ。 それを読みながらの自分なりに考えたことは、クラシック愛好者全体 が老齢..
-
麗話§カラヤンが指揮したオペラの実演クラシックを聴き始めて40年余……という時間内に限定して、タイム マシンがあったら行きたい現場という中の最たるものに、カラヤンが 指揮したオペラの実演がというのがある。 晩年近くの1984年..
-
悼話§カルロス・クライバー七回忌7月13日は2004年に死去したカルロス・クライバーの――仏教的には ――七回忌にあたる。 もう少し生前に録音したものが発掘されて発売されるかと期待してい たのだが、市販されたものはほとんど..
-
態話§行儀の悪い小学生~どこでも~[承前] バイエルン放送交響楽団定期が終演になった直後、同居人はまっすぐ 一人の女性に向かって歩いていった。……この日の会場には10人ほど の小学生の集団が教師に引率されて来ていた。で、その..