記事「コーマック・マッカーシー」 の 検索結果 27 件
-
すでに2009年読んだ本、第1位になりそうな予感「ザ・ロード」。最近、ネット通販ばかりで本を購入するので、 本屋を物色しに行く回数が格段に減ってしまった。 行きつけの本屋が、品揃えCクラスなので仕方ないのだが、 本屋せ探すより、ネットで注文して自宅で受け取り..
-
コーマック・マッカーシー『ザ・ロード』(失った世界を再現)早川書房「ザ・ロード」137頁 「彼が少年を愉しませるために自分が失った世界を再現するときには必ず喪失感を伝えてしまうのでありおそらく少年はそのことを自分よりもよく知っているのだ。」 自分が過去に..
-
読書会 コーマック・マッカーシー「ザ・ロード」4年前から年4回の割で続く読書会。今回は2月4日にコーマック・マッカーシー「ザ・ロード」を読んだ。そこで話題になったのが「ディテールと概念」。文学の方法として僕はディテールを優先しているが、その中に..
-
コーマック・マッカーシー「血と暴力の国」(自分自身に追いついた)扶桑社ミステリー「血と暴力の国」黒原敏行訳 224頁「おれは怪我をしたことで変わった、とシュガーは言った。ものの見方が変わった。ある意味で一歩先へ進んだんだ。前になかったいくつかのものがぴたりとはまっ..
-
コーマック・マッカーシー「悪の法則」(世界とは自分自身)早川書房「悪の法則」黒原敏行訳 150頁「世界を実際以上に暗いように言いたくはないが世界が闇に沈んでいくとき世界というのは結局自分自身だということに納得せざるを得ない。それは自分が創り出したものであ..
-
越境国境3部作(ボーダー・トリロジー)② コーマック・マッカーシー 著 黒原敏行 訳 「The Crossing」 人気ブログランキング <あらすじ> 1940年、ニュー・メキシコ州。牧場で暮ら..
-
「世界の中心で愛を叫んだけもの」~肌感覚に合った面白さ。その小説のタイトルは昔からなんとなく知っていた。しかしそのタイトルゆえに、なんとなく敬遠していたように思う。ましてや、10年くらい前に一世を風靡した(?)片山なんとかの小説タイトルがこれをパク..
-
「越境」~臆面もなく“感動した”といえる狼の章が絶品。ひさびさに小説を読んで心が揺れた。面白かった、よかったと軽々しく口にできない何か重いものが心に残った小説だった。ジャンルも毛色も違うが、個人的にはアーシュラ・K・ル=グウィンの「闇の左手」以来..
-
『悪の法則』を観た【映画】脚本コーマック・マッカーシー☓監督リドリー・スコット、勝ち組弁護士が裏社会の地獄を見るクライムサスペンス「悪の法則」 これはなかなかおもしろかったっすねえ。 クライムサスペンスとかそういうんじゃないんすよ。 ただただずぶずぶと沼に沈んで行く男の話。 表の世界と裏の世界があ..
-
悪の法則今日は『悪の法則』についてです。
-
リドリー先生の大それた道徳教育『悪の法則(The Counselor(原題))』/リドリー・スコット(監督)/コーマック・マッカーシー(脚本)/2013年/米国/映画/感想年末が近づき、また映画館が新作で色めき立っている中、一日の仕事終えてからいつものようにレイトショーへ。 SPECの完結編を1番に観たいところだったけれど、もう終わりそうな作品をあえてチョイス。 ..
-
リドリー・スコット監督最新作『The Counselor』予告編。リドリー・スコット監督(『プロメテウス』『エイリアン』『ブレードランナー』)による最新作『The Counselor』の予告編が公開されました。 本作は『ノー・カントリー』『ザ・ロード』の原作者であ..
- 前へ
- 次へ