記事「シュルレアリスム」 の 検索結果 71 件
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新国立のシュルレアリスム展、巌谷國士さんトーク痛快でした。春風や 闘志いだきて 丘に立つ (高浜 虚子) 駘蕩たる春風というイメージに対してぴしゃりと「闘志」という漢語を取り合わせました。大正2年作のこの句、子規亡き後の近代俳壇を、花鳥諷詠の..
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拙著『テクストの思考』、誕生です+折口信夫会では岡野弘彦氏ら+ゲラシム・ルカ暁(あけ)くらく 春雪樹々を蔽ひけり (飯田 蛇笏) 夜中に降った春の雪が、夜明け時の樹の枝に積もって、ぼんやりと底光りしている情景です。句の核心は「くらく」でしょうね。雪の白さに..
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譚詩舎文学サロンでは立原道造論+詩誌「洪水」の瀧口修造特集、充実です雪になるはずが かく晴れ クリスマス (久保田 万太郎) 冬の日本海を訪ねた万太郎、親不知に泊りますが、地元の人たちが「明日は雪」と予言したのに晴れのクリスマス。幻の雪景色を想像しな..
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映画「ゴダール・ソシアリスム」、言葉がありません+シュルレアリスムの25時『J=P・デュプレー』胡桃など割つてひとりゐ クリスマス (山口 青邨) 俳人青邨はまた東京帝国大学の工学部教授でもありました。この句、中年のころに二年間留学したドイツでの作のよう。異国の地でのクリスマス..
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由良君美先生の思い出、綴ってみます。小机に縛られゐるや 春隣(はるとなり) (石田 波郷) 「春隣」は、もうすぐ隣に春が来ているというので晩冬の季語です。しかしこのところの暖かさ、春は隣から玄関を開けて、もう勝..
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『ジャコメッティ展』を見てきました六本木の国立新美術館で開催中の、『ジャコメッティ展』を見てまいりました。 シュルレアリスム好きの僕にとって、シュルレアリスム運動に一時参加していたという彫刻家、アルベルト・ジャコメッティは、以前..
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『ダリ展』に行ってきました『ダリ展』を見るため、東京は六本木の国立新美術館へ行ってまいりました。 2014年秋のデ・キリコ展、2015年春のマグリット展、と日本でもちらほらとシュルレアリスム関係の展覧会は開催されてい..
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『マグリット展』へ行ってきましたサントリーホールへコンサートを聴きに行く前に、東京は六本木の、国立新美術館へ寄ってきました。 『マグリット展』を見るためです。 シュルレアリスムの重要作家である、ルネ・マグリッ..
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デ・キリコ展に行ってきました『ジョルジョ・デ・キリコ-変遷と回帰-』展を見に、東京は新橋駅ちかく、パナソニック汐留ミュージアムへ行ってまいりました。 デ・キリコといえば、シュルレアリスムに多大なる影響をあたえた、形..
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『チューリヒ美術館展』に行ってきました東京・六本木は国立新美術館で開催中の、『チューリヒ美術館展』に行ってまいりました。 この展覧会、新聞で予告を見たときから、どうしても行きたいっ!という気持ちがたかまっていました。 だって、デ・..
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『シュルレアリスム展』へ行ってきました現在、東京六本木の国立新美術館では、シュルレアリスム展が開催されています。 スペインに旅行に行ったり、震災があったりして行きそびれていたのですが、ようやく行ってくることができました。 (^^)..
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「シュルレアリスムと絵画 ――ダリ、エルンストと日本の『シュール』」@箱根・ポーラ美術館(2020年1月21日)ちょっと遠かったけれど、思い立って、気になる展覧会が開催中のポーラ美術館へ。自館コレクションをうまくポイントに据えて、「近代的な理性主義を乗り越えて無意識を探求し、現実を捉えなおそうとする思想的な運..