記事「タイ文学」 の 検索結果 7 件
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タイ文学史ノート二〇〇九年に『東南アジア文学への招待』(段々社)所収のタイ文学に係る解説(宇戸清治著)を手がかりに簡単なノートを作った。以下はpdf版のまとめだ。興味のある方はご一読賜りたい。 タイ文学史ノー..
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平らな道は奈落へと向かい 曲がりくねった道は荒れ果てた道は天国へ向かう… 『人生の芝居』(アーカートダムクーン殿下作)に出てくるタイの詩と言う(吉岡みね子『文学で読むタイ』創元社)。1929年..
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タイ文学:プラープダー・ユン『バーラミー』ぼくが彼に会うのは香港のフェリー船スター号の上だった。ひょんな切っ掛けで知り合った彼の本名を知るのは九龍側チムシャーツイの書店でだった。彼はプラープダー・ユンと名乗った。 バンコクに戻ったぼ..
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タイ文学:ウィモン・サイニムヌアン著『蛇』(桜田育夫訳、めこん)冬の夜空はあくまでも広々と冴えわたり、満月に近い月が野原に明るい光を投げかけていた。ピュウピュウ吹きあれる北風に稲の穂屑は空を舞っていた。コオロギたちはひび割れた地面から這いでて木の葉に宿っている露..
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プラプダー・ユン『座右の日本』から・その1村上春樹ブーム2004年7月の日付がある「聞いた話」にはタイ国での村上春樹ブームが語られている。タイ国では日本に関係するものにJを付けて曰くJポップス、Jファッション、Jブックスなどと呼ぶ。知っての通りタイ国には..
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プラプダー・ユン『座右の日本』から・その0プラプダー・ユン(1973年バンコク生まれ)というタイ国の若手作家がいる。他に編集者、脚本家、評論家、グラフィック・デザイナー、イラストレーター、写真家としても活躍する。中学卒業後、米国に渡り美術の..
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座右の日本おいら時々、 「タイの人から日本ってどういう風に見えてるんだろう?」 と思って、タイの友達に聞くことがある。 もちろん、日本には四季があるとか、雪がふるとか(笑) 桜が咲くとか、蟹が美味し..
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